いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

産後の無理は一生祟る コレ真剣ですよ!!

これは 5人出産した私の 独断と偏見のお話

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児に頑張るみなさん、お疲れ様です。

 

目次

 

 

私は現在、5人目を出産して1年以上経ちますが

未だに腰痛や生理痛がひどく

骨盤の歪みも気になるため

産後のリハビリ外来に通っています。

日常生活で子どもを抱っこするとき

買い物で重い荷物を持つとき

本当にピキッて聞こえるんですよ。

(おばちゃん通り越しておばあちゃんです)

初産の時は若かったせいか産後すぐに体重が戻り

中身が見えない自分の身体の何が不調か分からず

かなり早い時期からシャカシャカ動いていました。

 

 

産後の無理は一生もの

いまこれだけ身体のあちこちに

不調が起きているのって

  • 5回出産という回数
  • 4回目までワンオペ育児
  • 自分のことをまだまだ若いと過信
  • 一人でも出来る!と頼らない

そんなところからやってきたのかなと。

我が家は子だくさんの希望を持っていたのが

私ではなく夫の方だったため

4人目までワンオペ育児だった私は

そろそろ身体と心が限界でした。

 

5人目出産後は

絶対に授乳以外なにもせず休みます!!

と夫に宣言していたため

夫が一緒に1年の育休を取ってくれました。

初めての育休夫婦同時取得。

しかも1年。

本当に本当に有難かったです。

そして家事全般を夫が全面的に

サポートしてくれたので

私の宣言通りの産後ライフが送れました。

正直、4人産んでも1週間以上育休取得経験がない夫が

1年育休を取ってくれるわけがないと

内心諦めていたので

産後何もしない宣言

私なりの精一杯のSOSでした。

実際、4人目の時に

産後うつから育児ノイローゼに移行し

夫婦仲が壊滅状態になった経緯があるので

そうでなければ回りませんでした。

一緒に休んでくれた夫と

一年の育休に理解を示してくれた

双方の会社や周りの人たちに感謝です。

 

今まで寂しい思いをいっぱいしてきた上の子たちも

かわいい新生児とパパママが1年間毎日居る生活に

当時大喜びで過ごしていたので

自分たちだけではなく子どものためにも

心から良かったと思える選択でした。

 

出産の翌日から毎日夫が家に居てくれたため

産後2か月ごろから2~3週間おきのペースで

1年間はしっかり産後ケアに通いました。

5人目出産後に人生初の産後ケアは

いまさら感が半端なかったですが

ひとりで骨盤ベルトを着けて

ただ放置する生活とは全く違って

毎回プロの技術で身体の位置を調整してもらい

家でできるストレッチのレクチャーを受け

半年ほどすると徐々に効果が出てきました。

産前から左右の位置がズレていた骨盤が

ある日の受診で

正常の位置に整っている言われたんです。

自分の目でそれを確認できた時には

本当に通って良かったと思いました。

これは、産後ひとりで子どもを見ていたら

我が家では絶対に出来ないことでした。

パパが育休を取得するということは

ママが自分の身体を整える時間を

同時に取得できるということなのですね。

 

ただ、仕事が始まると通院の足も遠のきがちに。

今は行けるときに通院し

普段は毎日自宅で時間をつくってストレッチや

ヨガでセルフケアをして過ごしています。

続けることで効果が維持できると思うので

私自身まだまだ全快には程遠いですが

健康寿命を長く保つためにも

セルフケアが重要だと思ってやっていきたいです。

 

これから初めての出産

幼いきょうだいがいる家庭での出産

産後、無理しなきゃ回りそうにないな

という方々には

どうか上手く周りに頼ってね

私のようにはならないでね

とお伝えしたいです。

 

 

私が衝撃を受けた「産後の女性」の捉え方

さて、話は変わって

少し前にX(Twitter)で

 

産後一ヶ月のナーバスな妻に

声がかけづらい夫は

「これをしてもらえると嬉しい」

の伝え方で夫婦仲改善を試みよう

 

といった趣旨の発信が

多くの女性や経験者からバッシングを受け

謝罪するかたちとなった文面を見つけ

まだまだ

お腹から子どもが出てきた途端

もとの妻に戻ったと認識して

産後の女性の状態を過信する人が

いるのかと思って驚きました。

前に、

 

monchi5-kids.hatenablog.com

 

という記事を書きましたが

どんなかたちであれ

女性がたった一回でも妊娠すれば

経験者でないと一生理解できないような

ビックリする変化が身体のあちこちで起きます。

産後の回復は個人差こそあれ

しばらく本当にボロボロになります。

産んだ後、回復が早ければ

お腹は確かに凹みます。

でも、その中がどうなっているのか

全快までどれくらいかかるのか

本人ですら分かりません。

なので、夫に頼まれる軽い用事なら

できそうな気になって妻は動いてしまいます。

妻を心から心配し、育児の責任感を持つ夫からは

上記のようなセリフはまず出てこないでしょう。

 

私は5回とも夫の立ち合いで出産しましたが

陣痛室で眠りこける夫に

何度跳び蹴りしたいと思ったか

分娩室で陣痛の波が来た私が

声を出せず悶絶する横で

看護師さんに家計の財布から

夫の分の朝食を注文し始めお金を支払う姿に

どれだけイラっとしたか分かりません。

 

しまいには陣痛中

痛みに悶えながら振り絞る声で

さすって欲しい場所を伝えても

まったく理解してもらえない始末。

何回言ってもこの人頼りになんないわ!

もういい!

一人で産む!

邪魔だから帰って!

とすら思いました(笑)

 

パパママ教室や赤ちゃん教室で

生まれてくる我が子のために

医師や看護師の話を聞いたり

3キロの赤ちゃんのぬいぐるみを

実際にパパが抱いてみたり

妊婦体験と称して

パパのお腹に巻き付けたりして

シュミレーションすることがありますよね。

でも、やっぱりシュミレーションは

本番ではありません。

実は、出産を控える女性がいちばん

シュミレーション通りにいかないことを

産んで初めて実感するわけです。

それって結構勇気のいることです。

陣痛は出産以外では経験しない痛みです。

本来痛くなるはずのない場所が

例えようのない痛みを繰り返して

自分を襲い続けるわけです。

陣痛という名の

赤ちゃんが頑張って出てこようとする力に

ママの協力は不可欠ですが

それだけの大仕事をして1か月やそこらで

いつも通りの日常になんて戻れません。

そこで、やっぱりパパの出番だと思うのです。

女性は出産できる性であり

男性はそれ以外が出来る性である

これを知っておいて頂きたいのです。

 

妊婦に厳しい禁止令のアレコレ

それからもう一つ。

妊娠中、赤ちゃんに悪影響とされる

2大要素があります。

お酒タバコです。

 

妊娠が分かると医師の助言に従い

女性はお酒やタバコを控えます。

もともと摂取する習慣がないなら

それに越したことはありません。

でも、そうでない人にとってこれは

十月十日の一大プロジェクトですよね。

妻を想う夫の中には

自分もお酒やタバコを控えようとする人も居ます。

ただ、どれだけ一緒に我慢しても

夫は妻が良いよといえば

いつでもお酒やタバコOKな環境です。

妻はいくら夫が良いよと言っても

まず医者からOKが出ません。

隠れてお酒やタバコをやってしまえば

赤ちゃんの命を前に

とてつもない罪悪感が生まれるほど

妊娠できない男性と

妊娠できる女性とでは

求められる心構えや覚悟が違います。

これは出産出来る性かそうでない性か

という事が重要なので仕方がありません。

 

ここで私がパパに一つ言いたいのは

お腹の子の誕生を心待ちにするあまり

妻が頼んでもいないのに

一緒に禁酒や禁煙をして

イライラしやすくなってしまう

という事態だけは避けましょう、です。

無理に我慢してストレスを溜めるくらいなら

夫婦喧嘩に発展する前に

喫煙や飲酒は妻に許可を取って

ストレスなくお腹の赤ちゃんと

向き合ってほしいと思います。

産前産後の女性は

ホルモンのバランスが崩れやすく

精神的な喜怒哀楽の激しさが出ることも

当たり前にあります。

なので、夫婦で話し合う前に

夫が妻の意向を聞かずに

一人で我慢してストレスを溜めるのは

妻も赤ちゃんも喜びません。

夫の自己満足になってしまいます。

そんなのお互いに損ですから

ちゃんと話し合って決めましょう。

妊婦が医者からOKもらうより簡単です。

 

いま、横で笑う妻と一緒に

かわいい子どもの成長を見守れる

幸せの瞬間を大切にしてほしいです。

 

産後に向けて整えよう

これから出産を控えている方には

出産に向けたカラダづくりと

産後は最低3か月しっかり休むことを

私自身は心からおすすめしたいです。

生まれてくる子のためにベッドや衣類

生活環境を整えることは

みなさんやっていることだと思います。

そこにプラスでもう一つ

短い期間でも

お母さんが思いきり休める環境を

夫婦で、家族で、地域や仲間で整える。

これをぜひ取り入れていただきたいです。

お母さんの頑張る姿見たさに

赤ちゃんが生まれてくるわけではありません。

お母さんの傍に居たくて生まれてくるのです。

産後の身体は想像以上にデリケートで

どう回復していくかは個人差が激しく

産んでみないと分かりません。

本人は本当にボロボロで動けないのに

 

こんなに大げさで、実は演技なんじゃないの?

 

と出産経験のない周りの人は思ってしまうくらい

見た目では全くもって伝わりづらく

経験者でないと理解が難しいのです。

 

この時期に動きすぎたり

無理に身体に負荷をかけると

産後の身体の回復が遅れるだけでなく

ホルモンバランスが整わない状態が長引くわけなので

産後うつ育児ノイローゼになりかねません。

そして、出産直後ではイメージは難しいですが

更年期障害の重症化にも繋がります。

とりあえず産後の無理は

 

良いことがまったくないですよ!

 

とだけ言っておきます。

もちろん、産後の回復が

早いに越したことはありません。

妊娠までのカラダづくりや

出産までの十月十日

自分の身体と向き合い整えることは

赤ちゃんのためにはもちろん

ママのためにも非常に大切です。

単世帯や共働きが珍しくない時代に

ママひとりで全部を整えるのは不可能です。

こんな時代だからこそ

パパには一番寄り添っていて欲しいですね。

 

実は、産後1年間の妻に対する夫の対応の差が

その後続く夫婦関係に大きく影響すると

調査結果が報告されているとか。

 

産後の妻を献身的にサポートする夫は

1年以内に妻の愛が回復し夫婦仲が良い状態を維持

 

産前産後、家庭より仕事や趣味を優先した夫は

産後の妻から夫への愛情の回復が一生見込めない

 

という、なんとも恐ろしい調査結果です。

男性育休の取得は

夫のイクメン度を上げるだけでなく

夫婦関係においても十分に力を発揮してくれます。

これからは、パパの家庭進出の時代です。

単世帯が増加傾向の今の時代こそ

日本の素晴らしい子育て制度を活用して

女性は産後の自分を一番ケアするくらいの気持ちで

素敵なマタニティライフ、子育てライフを

ふたりで一緒に送っていきましょう。

 

今日も頑張るあなたにエールを!

 

monchi5-kids.hatenablog.com

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