いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

5人育児も1人っ子育児もみんな大変なんです

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張っているみなさん、お疲れさまです。

我が家は子ども5人なので、一家で街を歩いていると時々知らないおば様から

「あらぁ!5人とも自分のお子さん!?偉いわねえ~!」と声を掛けられたりします。

知らない人から「頑張って産んだね、大変なのに偉いね」と労ってもらえるのは、こそばゆいですが素直に嬉しいです。

でも本当にその通りで、やっぱり育児って大変です。正直、大変極まりないです。

そして大変の度合いは子どもの人数では測れません。

現在の日本は一人っ子家庭が多くなっているといいますが、一人っ子だと育児が楽になって悩みもつらさも感じず余裕しゃくしゃくで育てられるかというと、やっぱり本音は「大変!」なのではないでしょうか。

そんな時、ふと弱音を吐きたくて、家族や友人にポロッと「大変、つらい」と言葉にしてもバチは当たらないと思うのですが、稀に、その弱気なセリフに真っ向から正論で返されることがあります。

「自分たちが欲しくて産んだんでしょ?」

ただ 誰かに話を聞いてほしいだけなんだよ

この言葉、身内からも割と言われることがあります。そして、言われてしまうと身も蓋もない言葉です。逃げ道をふさいで追いつめる言葉だと思うのです。

「自分で望んで産んだなら、しっかりやりな!」と。

一見励ましの言葉に聞こえますが、言われた側はその人に二度と弱音を吐けなくなります。

育児は日々初めての連続です。自分が経験したこと無い、想像だけではシュミレーションできないもの。子どもは、こちらの事前のヒアリングとイメトレだけでは対応しきれない器を持って可愛い顔してやって来ます。

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いざ育児が始まると、自分主体で動けないことが多すぎて気持ちの処理が大変な日々。

自分が望んだことだと分かっているけど

びっくりするほど上手くいかない事ばかりで

やりたいようにやれない、だんだんストレスが当たり前になっていく

こんなはずじゃなかったのに…

そんな気持ちに押し潰されそうになったりします。

命を守り育てる責任を全うするって、けっこうな重圧。

なのに、世の中には素敵な育児本やメディア情報が溢れていますから、それを見てしまうがために、本当はもっと良いやり方があるはずだから、と自分に合っていなくても頑張って改善しようとしたり、「親なのにそんなことも知らないのか」と思われたくなくて知識だけが先走ってしまったり。

そのうえ自分でも認めたくないカッコ悪い部分は増えるばっかり。

ふいにポロッと吐いた弱音にも正論で返されたら、もういいやって思ったりもします。

もしあなたが「自分で決めた事でしょ?」と言われてしまったら。

そんな時は思い切って

「そっか、その通りだね。でもそれを言われちゃうとめちゃくちゃつらいね」

と正直にどストレートに返してしまうのも、時にはありなのかなと思います。

相手に悪気がないにせよ、「こちらはそう言われて傷ついたよ」とちゃんと意思表示しておくことも、自分の心を守る術だと思うのです。

そして、あきらめず周りと関わることでひらける道があることを忘れてはいけません。

人間ですから気持ちが届かないことだってあります。

正しく受け止められない時だってあります。

だから間違えながら学びながら関わり続けるんです。

ひとりで諦めず ひるまず 隠さず 耐えようとせず

大変だと声を上げてすがっていいと思うのです。

私は長いこと、それが出来ませんでした。

そういう人って結構いると思うんです。

無駄に我慢強くて、プライドがあって、真面目すぎる

知らないうちに自分で自分を追い詰めてしまうちょっと損な人。

カッコいいとこだけ見せようと思うと、正直育児ってやってらんないです。カッコ悪い自分が次から次へと出てきますもん。

親が失敗したり、感情的になったり、時には子どもを振り回すくらい人間味があったほうが、子どもの経験値が上がりそうだと思いませんか?

子育ての大変さって人数や見た目だけでは図れません。

その子を育てる親が大変だと思えば、大変なんです。

今でこそうちは子ども5人ですが、最初は私も一人っ子を数年育てた親です。そのとき、仕事をお休みして育児に専念できたけれど「子育てって楽〜」とは思いませんでした。

子どもが何人だろうと、それぞれに個性と感情があって、時間をかけて親子関係を育むことに変わりはありません。1人でも5人でも、ゼロからのスタートなんです。

なので、子育ては弱音を吐いてなんぼです。

周りに頼ってなんぼです。

そして、自分の人生の主役は自分だけです。

人生100年時代。その100年間の「自分」というシナリオのうち20年ほど「子育て」が加わるだけです。親が、わざわざ子どもを主役にしなくていいんです。子どもは生まれた時から、自分が主役だと思ってちゃんと生きています。

親はただ、ありのままの自分の人生に、ありのままの自分流子育てを加えていくのです。

なんだか良いこと言っている風ですが、私はかつて産後うつ育児ノイローゼで心身ボロボロになった張本人です。

そうなる前に、当たり前に弱音を吐いて、酸いも甘いも受け止めて、周りと関わり合いながら育児が出来たら結果は違っていたと思います。

立ち直れた今だから、穏やかにこんな話が出来るようになりました。

今、子育てで少しでも不安やストレス、原因の分からないモヤモヤがあるなら、その感覚に素直になって欲しいのです。ほんのわずかなモヤモヤも、心が疲れている立派なサインです。外に出る元気がない時は、5分でも、1分でもいいので、目を閉じて自分の呼吸に集中してみて下さい。少しスッキリしてきますよ。

弱音を吐くのって大事なことです。

ちっともカッコ悪くありません。

子どものために、自分のために、時には弱音を吐いていきましょう。

 

今日も頑張る子育て世代にエールを!

 

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