いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

子育て声掛け失敗あるある③

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。


子育て中は

何かとバタバタ

セカセカしています。

時間の余裕がないことに悩むのは

どの親も同じではないでしょうか。

 

子どもと遊ぶとき

子どもと話すとき

子どもが呼ぶとき

 

「あとでね」

 

と言ってそれを守らない

 

なんてことはありませんか?

 

私は一人目のいっちゃんを育てていた頃

よくこのような対応をして

いっちゃんを待たせてしまっていました。

お話するのが上手になり

可愛さがバクハツしてくる2歳頃

下につーちゃんが産まれました。

ワンオペできょうだいを育てる

という初の試みに

私の脳内は常にキャパオーバー。

その頃は

今より一つ一つにきっちりしていて

全部に手間と時間をかけるような

ザ・完璧育児をしようとしていたので

余裕がなくなるのが常でした。

 

 

「あとでね」

と言って待ってもらったは良いけれど

結局待たせた挙げ句に時間切れや

違うトラブルでそれどころじゃない

なんて状態が続いていたと思います。

私が当時のいっちゃんなら

「ママの“あとで”って、どうせ来ないからいいや」

と諦めと投げやりな気持ちが

きっと根付いてしまったでしょう。

 

温厚で心の広いいっちゃんだったから

成り立っていただけなのだと

下の子たちで気付かされました。

だれもが同じように

同じ時間だけ待てるわけじゃない

みんながみんな

すんなり受け入れられるわけじゃない

そして

子どもが声をかけてきたその瞬間こそ

いちばん必要とされているタイミングである

ということに。

 

自分軸で育児したいがために

「あとでね」

と子どもを待たせてしまうと

結局子どもの心は満たされず

子どもは不満とイライラが大爆発して

親は慌てて軌道修正しようにも手遅れ。

自分軸育児のつもりが

我が子に振り回される

他人軸育児に早変わりです。

 

「あとでね」

と子どもを待たせる場合

そこにはまず

絶対的な信頼関係が必要です。

親子であっても人対人ですから

信頼関係は日々の積み重ねです。

毎回「あとでね」は通用しません。

 

子どもの話に一番に耳をかたむけ

子どもの目線の先に何が映っているのか

いちばんに関心を持って接しているからこその

「あとでね」なのです。

そして

「あとでね」と言ったからには

必ずあとで時間を取って向き合います。

その繰り返しが

子どもの情緒を安定させてくれます。

 

子どもとの日々のやり取りで

「あとでね」の頻発は正直避けたいところ。

どうしても忙しくて手が離せないとか

時間や心の余裕がないときは

私は素直に言葉で伝えています。

「今、火を使ってるから離れられないんだ。

え、あとじゃ遅い?

家が火事になったら一生見に行けないから

今日は我慢してくれ!頼む!!」

とまぁ、必死に(笑)

 

ひと段落したあとで様子を見に行って

間に合う場合もあれば

間に合わない場合もあります。

そのときは

「また次も呼んでね」

「ママ、間に合った?」

などと

ちゃんとあなたを見ているよ

の意味を込めた声かけをします。

 

ときどき

いや、しょっちゅう

「ママ、だっこ!!」

と言われることがあります。

そんな時は

必ず手を止めて抱っこします。

 

そして時間がない時は

「いいよ!10秒抱っこでぎゅ~っね!」

とこちらが時間を設定します。

「はい、おしまい!」

と体を離しても

「抱っこして」と言った直後に

希望を聞いてもらえただけで

子どもはすんなり納得してくれるのです。

 

もしここで

「抱っこ?ごめん、あとでね」

と言ってしまうと

子どもは今この瞬間に

ママに抱っこしてほしいはずなので

仮にあとで抱っこされたとしても

「抱っこしてほしいな」

という気持ちが芽生えた瞬間は

ちっとも満たされません。

抱っこしてもらえるまで

床に寝転がって大暴れするかもしれません。

かつての我が子たちのように。

 

子どもとしては

きっとずーっとママに抱っこされていたいと思います。

なのでスキンシップを求められたときは

絶対にその場で聞くようにしています。

 

これは自分が5人育てる中で

やってきた失敗と成功の一例です。

中には最初から

「子どもの希望は全部叶えてあげよう!」

という母性溢れるママもたくさんいらっしゃって

私の失敗談とは無縁の人も

いらっしゃると思います。

私がいま穏やかに子育てしていられるのは

 

親として完璧じゃなくてもいいんだ

世の中の情報に翻弄されたまま

子どもを自分の理想に近づけるのは違うんだ

私も子どもも伸びやかに軽やかに生きていいんだ

 

なんて気持ちが

時間をかけてゆっくり芽生えてきて

心のゆとりを取り戻せたからです。

 

多少家の中が散らかっていても

洗い物や洗濯物が溜まっていても

家事はほどほどに手を抜いて

我が子の今の声に

耳をかたむけていきましょう。

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

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