いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

子育て声掛け失敗あるある②

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。



親は子どもにとって

最も身近な人生の先輩です。

いろいろ経験しているからこそ

我が子には自分と同じ失敗は

してほしくないと思うのが親心。

そんな思いで咄嗟に出てしまう

あまり良くない言葉があります。

 

 

「だから言ったでしょ?」

 

 

 

 

この言葉

私自身も親によく言われた覚えがあり

我が子を育てる今

自分もつい言ってしまいがちなフレーズ。

 

 

あらかじめ

こうなるだろう

と大人が予測し

注意を促したにもかかわらず

子どもがその注意を聞かずに行動した結果

つまずいてしまうので

ついつい

「だから言ったでしょ?」

となるのです。

 

もちろん注意を聞いてくれるに

越したことは無いのですが

失敗やつまずきから得るものの大きさが

大人と子どもでは全く違います。

 

18年間の子ども時代ののちに

その3倍~5倍以上もの

大人の時代が待っているわけですから

子ども時代の失敗経験は

本当に貴重です。

 

親にもかつては

子ども時代があり

同じような失敗をした経験や

身近で見聞きしたことがあるからこそ

親の立場になって我が子に

「だから言ったでしょ?」

と言えるわけです。

 

この

「だから言ったでしょ?」には

実は相手を見下すような

自分が優位に立っているかのような

見えない言葉の圧力があります。

仕事のミスが発覚した際

上司に

「だから最初にそう言ったじゃない!」

とピシャっと叱られてしまっては

自分はダメな人間なのかもしれない…

と自信喪失してしまいますし

何かにつけて上司が全て正しいと思い込んで

自分で考えて行動することを諦め

大切な成長の芽を摘んでしまいかねません。

 

子どもだって

失敗したくてしているわけではないですし

親ももちろんそれを分かっているはずです。

しかし親としては

我が子に良かれと思って

つい先回りしたのちに

「やっぱり言わんこっちゃない…」

という気持ちが

「だから言ったでしょ?」

になってしまうのです。

 

そんな時は

なるべく落ち着いたトーンで

事実だけを言葉にすると

子どもの心にストンと入っていくはずです。

 

「坂道は走ると危ないよ」

「へーきへーき!」

のやり取りの直後に

派手につまずいて転んだ

 

「だから言ったでしょ?」

ではなく

「坂道を勢いよく走って転んじゃったね。

痛かったね、危ないからやめようね。」

 

 

「飲みながら歩くとこぼれるよ!」

「だいじょーぶ!」

と言った矢先に

椅子の脚にぶつかって派手にこぼしてしまった

 

 

「だから言ったでしょ?」

 

ではなく

 

「飲み物、こぼれちゃったね。

飲みながら歩くと前が見えないから危ないし

行儀も悪いから良くないね。やめようか」

 

なんて淡々と

事実とやめるべき理由を話して

さっと終わらせるほうが

意外と子どもに伝わりやすいのです。

 

それでも

子どもが幼いうちは

再び同じ失敗やトラブルを起こしがちです。

産まれて数年で

大人並みのマナーや生活習慣を身に着けるなんて

実際問題、無茶な話です。

毎日同じことで注意している身としては

「またやってる!」

「ほら、言った通りじゃん!」

と思ってしまうのですが

そこをグッとこらえて

可愛い我が子が

大人になってからの何十年を生きていくための

大切な土台作りの過程と捉え

親としての忍耐力を一緒に鍛えていきましょう。

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

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