いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

いい親よりもたいせつなことって 意外と簡単なんだ

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児に頑張るみなさん、お疲れさまです。

親指がきれいな人がうらやましい、親指短め30代の子育て

目次

 

 

いい親の基準は誰がどう決める?

突然ですがみなさん

いい親の基準は何だと思いますか?

しつけをしっかりしている親?

全部手作りで愛情をかけてあげる親?

色々な体験で子どもの可能性を広げてあげる親?

 

いくつか思い浮かぶ中で

絶対コレ!!

と思うものは人によって

バラバラなのではないでしょうか。

 

私は5人を育てる親ですが

未だに親として何が正しいのか

どうすれば正解なのか

日々迷いながら生活しています。

 

ブログで度々

他人軸より自分軸で

と書いているのですが

それは

後悔の少ない選択で

充実した日々で自分の人生を

より豊かにしていこう

 

他人の気持ちを深読みして動くより

自分の気持ちを基準にして動く方が

遥かに得るものが多いだろう

と思っているからです。

ただ、育児となると話は別で

いくら自分軸が大切と思っていても

子どもの個性を潰してしまうような育児は

絶対に避けたいですし

だからといって

子どもの好き勝手にさせればいいとも思いません。

育児は何事においても

さじ加減や基準が定かではなくて

私と同じように

これって何が正解?

どうすればいいの?

と悩む人は多いのではないでしょうか。

 

そんな時に

私が参考になるなと思った一冊の本があります。

 

 

現役保育士さんが現場で経験したことをもとに

「いい親ってそもそも何だろう」

「子どものために、っていいのかな?」

「親も人間だもの、いつも笑顔なんて無理だよね」

と子育てに悩む親へ

子どもとの関りを頑張りすぎず

これくらいでいいんじゃないかな

といった内容を易しい言葉で載せてくれています。

 

 

教えないことも立派な子育て

子どもの特権とは何でしょう。

それはずばり

知らないことです。

砂場にあるスコップの使い方

楽器の鳴らし方

靴下の履き方

フォークの持ち方。

字が読めない年齢なら

絵本の正しい向きや

書いてある内容

かるたの遊び方

等でしょうか。

これらを初めて目にした子どもが

自分で考えてやってみる。

それは成長にとても大事なプロセスです。

道具の使い方や遊び方が

大人のそれと違ったとしても

いきなり正しいことを教える必要は

必ずしも無いわけです。

子どもに教えないタイミングを作り

大人はしばらく様子を見ることで

知育に繋がる場面も多いことを

ぜひ知っておいて下さい。

 

私は残念なことに

1人目のいっちゃんの育児で

初めてのことだからと気負いすぎて

しっかりやらなくちゃ

私がちゃんと教えてあげなくちゃ

という思いで全部を先回りする形の

とても頭の固い

ザ・真面目育児をしてしまいました。

 

その結果

いっちゃんが3歳になるころには

大人の顔色を窺ったり

自分がどうしたいかではなく

これはどうすればいいの?

と大人に聞く子になってしまいました。

 

しばらくして

それがいっちゃんにとって良くないと気づき

行動や声かけを変えていくようにしました。

しかし、三つ子の魂百までです。

こちらがいくら行動を変えても

いっちゃん自身が変わるまでには

時間を要すると思い知りました。

これは親としてとても反省しています。

 

 

生活リズムに縛られない自由さ

早寝早起きは絶対!

一日3食必ず食べる!

一日一回は外に出て身体を動かす!

お昼寝は絶対この時間まで!

 

このように子どものためを思って

時間や事柄をきっちり決めて子育てする親は

とても頑張り屋さんなんだと思います。

 

しかし、ずっとその調子では

親は四六時中

子どもにアンテナを張っていなければいけないし

何より

強制される子どもが息苦しくなって

親子の溝が出来かねません。

 

大人だって

体調が悪かったら一食抜いてしまったり

昼に食べ過ぎたと思えば

夕食を軽くしたりします。

子どもの身体も同じです。

毎日3食決まった時間に

決まった量を食べさせなければ

と気合いを入れる前に

 

「今日は何食べたい?」

 

「給食で何が一番おいしかった?」

 

と食べることのワクワク感を

親子で一緒に思い描くことが

大事なのではないかと思います。

 

ちなみに、以前読んだ本に

いくら好き嫌いをする子でも

苦手食材が20回食卓に並んでいたら

21回目には自分でひとくち食べてみる

という趣旨の内容がありました。

 

私、実はそれを知ってから

自分の子どもたちに

この作戦を実践してきたんです。

 

好きになるかは別として

我が子たち5人とも

「これ、苦手なんだよねえ」

と言いながらも食べられる子になったんです。

もちろん、バクバクぺろりとはいきませんが

食わず嫌いでなくなっただけでも

親としてはうれしいですよね。

 

最初は半信半疑だったので

試した側の私も「まさか!」と驚きましたが

本当にやって良かったと思いました。

無理に食べさせるのではなく

子ども自ら口に運ぶというのが

すごく大切ですよね。

もちろんその後の

「すっごーい!食べられたね!カッコいい!!」

という俳優のようなオーバーリアクションも

お忘れなく。

 

え?いないないばあをしない?

まだ親になっていない人の中で

子どもが苦手

という人がいます。

それはその人が少なからず

「子どもは、大人が遊んであげなければいけない存在」

と思い込んで実際に触れあう前から

「難しそう」「大変そう」

と身構えてしまっているからです。

 

子どもを育てるのは簡単ではありません。

でも毎日毎日

何か新しいものに出会わせなければいけないわけでも

「やって」と言われたら何度もいないないばあ!

をし続けて親がヘトヘトになる必要もありません。

親が行きたい場所に一緒に連れて行くことも

子どもの五感に十分な刺激ですし

親が疲れたらそれがやめどきくらいの気持ちで

子どもの要望に応えればいいのです。

そう聞くと

「私って意外と頑張ってたのかな」

「子育てって、もっと気楽でいいのかな」

と思えてきませんか?

自分の全部を犠牲にして

頑張る必要なんてありません。

親が楽しく過ごしている姿を

子どもはちゃんと見ているので

無理して作り笑いで遊ぶくらいなら

自分の行きたい場所に連れて行ったり

やりたいことを優先して

適度に子どもを巻き込んでみましょう。

5人育児をしていると

思うようにいかない事の連続です。

でも

ママだって自分の気持ちを優先してもいいんだ

と思って過ごすだけで

予想外の展開に対しても最低限のストレスで

楽しく育児が出来るものです。

 

 

「子どものため」より大切なこと

上で紹介した本では

「先生、ゾウさん書いて」

と子どもに言われたらまず

 

ゾウさんって、どんな風だったっけ?

一緒に考えてみようか

 

と言って絵本を数冊見比べたり

その子のイメージを聞き出すのだそう。

基準は「見本はいらない」という考え方です。

 

おもちゃで遊ぶとき

お友達といるとき

公共の場にいるとき

 

親が全部の手本を見せれば

子どもはそれを信じて疑いません。

それはつまり

その見本以外受け入れられなくなる

ということにも繋がるわけです。

大人が手本や見本を見せるのが

必ずしも子どものためとは限りません。

 

時には、しつけとして取り入れるべきか

本人の意思に任せ見守るべきか

迷うような時もあったりするでしょう。

そんなときの捉え方の一つとしては

子どもというのは、親がしていることを

しっかり見ているものですから

こうしなさいと仕向けるより

パパとママはこうするよ

のスタンスでいいのだということです。

子どもが自分で判断し

上手に吸収していくはずです。

 

 

まだまだいい親よりも大切な事柄

今日ご紹介した本には、いっぱい載っています。

ほめるよりも認めること

真の社会性とは何か

選択肢が増える重要性

夫婦で意見が違うのは当たり前

子どもは愛情を貯金できない

etc

 

いい親よりも大切なこと ~子どものために“しなくていいこと"こんなにあった! ~

いろんな情報が飛び交う世の中で

何を基準に何に重きを置いて

子どもと向き合ったらいいのか

そんな悩みに答えてくれる一冊です。

私と同じような悩みを抱える子育て世代の

お悩み解決に知恵を貸してくれますよ。

 

今日も頑張るあなたにエールを!

 

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