いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

子育てにまつわるモヤモヤワード①

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

オムツを無言で替える姿は 一度動画でチェックしてみましょう…ふふふ



目次

 

 

今日の育児あるある

今回は

育児のモヤモヤあるあるについて

お話したいと思います。

 

第一回目のモヤモヤはズバリ

 

イクメン

 

です。

 

イクメンとは

育児に積極的に関わり続ける

育児をするメンズ(男性)の略です。

 

今でこそ聞き慣れたワードですが

実際の定義は上記のように実に曖昧。

誰が・何で・どう判断して

イクメンと呼べるのでしょうか。

 

 

私は今でこそ

夫の森くまをイクメンと思っています。

しかし昔は

微塵も彼をイクメンなんて思っていませんでした。

 

 

我が家の夫はイクメンか?

今は

・仕事が終わればまっすぐ家に帰宅してくれて

・休みは家族と過ごすのが当然の上で

「自分の予定をいれていいか?」と確認してくれて

・趣味だから苦にならない、と仕事がある日も

率先して料理を引き受けてくれて

・子どもがTVを見過ぎないよう声掛けしてくれて

・子どもの学校のプリントに目を通してくれて

・妻が話す【その日の子どもの出来事】を

面倒くさがらずに聞いてくれます。

 

昔は

・仕事終わりに寄り道は当然

・休みの急な予定も

「そういえば、今日出かけてくる」と言い出し

・「俺より働いてないのに料理も作れないのはおかしい」

・「子どもの話…?え、考えすぎじゃない?」

なんて言われてしまい

・子守はスマホ片手にYouTubeやお菓子で行い

・子どもが持ち帰ったプリントなんて見もせず

・こちらが協力を求めても

「これでも職場ではめちゃくちゃ家のことやってる

って言われるから問題ないだろ!!」

と言い返されてしまう始末。

 

私が夫にイクメンとして期待することは

負担が大きすぎるのだと諦めると同時に

内心彼をイクメンなんて

微塵も思えませんでした。

 

そもそも外で

男性同士話し合ったところで

その人のイクメン度なんて

決められっこないのです。

妻の性格や得意不得意

子どもの人数や性格

近くに頼れる人がいるかいないか

などによって

主に育児を担う妻が夫に求める内容は

全く違ってくるからです。

 

一方的に男性を責める

というお話ではありませんので

ご安心ください。

 

そもそもイクメンの前に

夫は家族との時間を削って

仕事の対価として給料をもらい

家計をしっかり支えてくれているのです。

育児をする時間がもらえるのなら

仕事よりそっちの方が向いている

という男性もいっぱいいる事でしょう。

しかし

男性は子どもを身籠れないので

お休みの必要は表面的には感じません。

母子が心と体を休めている間

家計を支えられるのは夫ですからね。

 

 

ただ世の中の求めるイクメン像は

育児に積極的に関わる男性ですから

バリバリ仕事をしていては難しいです。

家族で幸せに生活するうえで

お金や仕事は切り離せませんが

仕事で疲れ切っているのに

家でもフルで育児を頑張っていては

心も体もボロボロになってしまいます。

 

働く女性たちが長年悩み

闘ってきたことと

男性は逆の立ち位置から

闘う必要が出てきた

ということですね。

 

夫婦のイクメン像のすれ違いは多い

妻がもし

「隣の家のパパさんはいつも〇時には帰宅するって」

とか

「これくらいは当たり前にやってくれるって言ってたよ」

なんて言ってしまえば

「よその家と比べるなよ!」

と売り言葉に買い言葉は避けられません。

 

男性はイクメンだろうとそうでなかろうと

仕事の量は変わりませんし

イクメンという役職手当が付くわけでもありません。

 

これは

女性にも同じことが言えて

子どもとずっと一緒に居るからといって

育児のエキスパートになれるわけではありませんし

良い母ボーナスや専業主婦手当はありません。

ついでに昼休憩やトイレ休憩もありません。

 

日本の夫婦というのは

戦後何十年も性別のせいで

お互い違うフィールドで

それぞれのモヤモヤを抱えながら

頑張ってきた同志なのです。

 

そして今では

女性も専業主婦から

兼業主婦が増えてきました。

核家族化も定着してきました。

今では女性の管理職も増え

仕事を生きがいと思う女性も多いです。

そこで男性が

いつまでも昔と変わらず

仕事一筋の人生を貫くことが

家族や個人の幸せかと言うと

終身雇用が約束されない時代に

いかに自分らしく人生を楽しく生きるか

と考える人も増えたのではないでしょうか。

そこでスポットが当たるのが

夫婦で我が子と向き合う時間です。

 

夫婦で働き共に家計を支え

夫婦で共に子育てに奮闘する

兼業主婦と兼業主夫の時代が来たのです。

 

 

 

子を持つという自覚

子どもが生まれるということは

 

自分の思い通りになる時間が

一時的であれ

ほぼ無くなるということ。

 

子どもは大人の思うように動いてくれないこと。

 

育児休業=ただのお休みではないこと。

 

産後の女性は産んだ後もなお

多くのトラブルに見舞われるので

サポートが欠かせないということ。

 

これらに関して

女性は当事者になるので

嫌でもひしひしと感じます。

そして男性は

24時間妻と子に張り付いて

一緒に育児しない限り

なかなか分からない感覚だと思います。

今の時代のイクメン

この時から

いやそれ以前の妊娠中から

親になる意識の持ち方が

その後のイクメン度を

左右するのではないでしょうか。

 

その重要性を主張しているのが

男性育休の浸透です。

 

女性が働きやすくなってきた

ということは

男性が家庭に入りやすくなりつつある

とも取れるわけです。

 

5人目出産で初めて

夫婦同時に育児休業を取得した我が家。

森くまは5人目にしてはじめて

「産後の寝不足はしんどいね…」

「ぜんぜん休むひまなんてないね…」

と言って

目の下にクマを作って

一緒に朝を迎えてくれました。

そして徐々に

子どもへの関わり方が誠実になり

自己流のやり方も出すようになり

時には夫婦で意見が割れ

軽く衝突したりもしました。

それだけ積極的に

当事者意識を持って子育てしてくれているのだ

とすっかり頼もしくなりました。

ずっと育児を担ってきたこちらとしては

横から口を出したくなることばかりでしたが

せっかく考えてくれているのだから…

と森くまの意見を尊重すると

すごくイキイキと子育てしてくれます。

妻のテリトリーに夫が足を踏み入れる

のではなく

ふたりの家庭なのですから

妻と夫で一緒にテリトリーを共有する

というのが大切なのですね。

 

 

我が家は子どもが多く

本当に目に見えて大変だったので

私が熱烈なSOSを出し

森くまも最初は

「仕方なく、やむを得ず育休を取った」

というニュアンスでいました。

出産が近づいてきて

(本当に育休取ってもらってよかったのかな??)

と私も後悔し始めていました。

それがいざ、ごっちゃんが産まれて

四六時中お世話するようになると

「かわいい!!」の連発で

「もっと前から

いっちゃんのときから

育休を取ればよかった!」

と言うようになっていました。

 

オムツ替えや沐浴

寝かしつけやお着替え

離乳食作りに食事の介助

赤ちゃんと遊べる場所のリサーチ…

気付けば4人やってきた私と

同じくらいかそれ以上に

森くまの手際が良くなっていました。

 

ほんとうに

経験してみないと

分からないものですね。

 

 

そもそも理想は自分自身で自由に描けるもの

夫以外の周りの男性がイクメンに見えるかもしれません。

力を発揮する機会がないだけで

イクメンに見えないけれど実はかなりイクメンかもしれません。

妻は求めるものと返ってくるもののギャップで

夫がイクメンに見えていないかもしれません。

夫本人はギャップに気付かず

自分がイクメンだと思っているかもしれません。

 

妻の理想が高すぎないでしょうか?

夫の独りよがりになっていないでしょうか?

周りと比較しすぎていないでしょうか?

子育ての状況や子どもの成長は

本当に目まぐるしいものなので

一緒にその場に居ないと

感覚の共有が難しいものです。

 

核家族化・共働きが増える時代に

夫婦で話し

聞き合い

すり合わせる時間が

より良い子育て環境を作れるはずです。

 

イクメン

ってとても素敵な事だと思います。

ただ

この言葉が

無駄に独り歩きして

理想を高く求めすぎたり

空回りして

家庭のモヤモヤの原因にならないよう

気をつけていきたいと思います。

 

自分事として

各々夫婦で向き合う。

自分の子どもと向き合う。

そしてその都度

自分たちに合うようアップデート。

 

周りが見てイクメンかどうか

というよりも

夫婦が互いに持つイクメン像を共有

夫婦笑顔で子どもと関れているのなら

その時の夫の姿こそ

真のイクメン

ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

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