こんにちは、ぴよもんちです。
今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。
タイトルにしておいてなんですが
ぴよもんちは
歌もダンスも習った経験がございません。
学校の授業で習った程度です。
プロではないので
人前で歌って踊ることはありませんが
ぴよもんち家では
家族の前で歌って踊ることが
ときどき結構あります。←どっち
誰かが
「ねえ、音楽聴こう」
というのがお決まりの合図。
その時の気分でAmazonミュージックや
Spotifyから選曲し音楽を流すと
たちまちリビング全体が
ダンスフロアに早変わり。
子どもも私も曲に合わせて踊り出します。
各々の好きなスタイルで。
好きな曲だとぴよもんちは歌いだします。
子どもたちが嫌がります。
「ママ歌わないで！踊るだけ！！」
けっこうルールに厳しいです。
30代のおばちゃんぴよもんちは
途中でやっぱり息が上がって離脱します。
子どもたちが呼び戻します。
「ママ踊って！全然やってないじゃん！」
天使が鬼に見えます。
最近ごっちゃんは
Adoの「唱」がお気に入りで
一番チビちゃんなのに
リズム感ばっちりなので
毎回ぴよもんちは
写真と動画をパシャパシャ。
５人を画面に入れるの
結構大変です。
誰かしら切れていたりブレていたり。
でも気にせずダンス再開。
ときどきしっとりバラードが流れ
お、休憩のタイミング
とソファに腰を下ろそうと思ったら
間髪入れず曲をスキップされます。
ダンスナンバー再びかかります。
子どもたちのステージは待ったナシです。
そのうち一体感が薄れてきて
よっちゃんが最初に飽きて離脱します。
ごっちゃんも興味ない曲だと
抱っこを所望してきます。
片手に10キロ以上の我が子を抱え
リビングという名のダンスフロアで
ひと汗流します。
さんちゃんがつーちゃんに
ダンスをバカにされ拗ねます。
ぴよもんちが慰めます。
ちょっとつーちゃんを叱ります。
ムスッと踊りながら
お説教を聞くつーちゃんの横で
一人マイペースにいっちゃん踊り続けます。
ごっちゃんの抱っこに
ぴよもんちの腕が限界で再び離脱…
ごっちゃんはおもちゃで遊び始め
ぴよもんちの体がフリーになるのを
子どもたちは見逃しません。
ぴよもんちは観念してダンス再開します。
さんちゃんも機嫌が直って戻ってきます。
よっちゃんが声を掛けます。
「ママ！違うので遊びたい！」
ぴよもんち
「違うの」を準備するために
しれっとダンスから離脱を試みます。
「マーマー?次はじまるよ～?」
間髪入れずにつーちゃんに引き戻されます。
「マーマ！！いっしょにやろーよお！！」
よっちゃんが怒り出します。
「ママすんごい人気者じゃあん」
と自ら茶化します。
「ダンス！！」
「あそぼー??」
誰も聞いてくれません。
え?
森のくまさん(夫)は何してるのかって?
「もうすぐご飯だよ〜」
今日も一人ルンルンでキッチンに立ち
美味しそうなご飯を作りながら
嬉しそうにこっちを見ています。
自分が好き好んでやらないことを
当たり前のようにやるぴよもんちを
見ているのが楽しいのだそう。
でも森くまは基本無表情なので
嬉しいとか楽しいとか面白いが
見ている人に非常に伝わりづらい人。
「ふふ、楽しそうだね」
と低音で言われます。
「一緒にやる？」
と誘うと
「いや、いい。」
即答瞬殺です。
死ぬ前に一度は
森くまダンスを見てみたい！！
かつてぴよもんちが
当たり前のようにキッチンに立ち
森のくまさんが当たり前のように
子どもの相手をしていました。
それで全く上手く回らず
夫婦で長い間悶々と過ごしていました。
ぴよもんちがキッチンに立てば
子どもたちが必ずやってきて中断ばかり。
その上ぴよもんちは料理嫌いと来れば
渾身の晩餐がいつも悲しい品ぞろえに…。
森くまが子どもと遊べば
「ママがいい！」と逃げられるので
YouTubeやお菓子作戦でその場しのぎ。
仕事の疲れもろくに取れずに
気付けば週末が終わる日々。
長年それでやってきて
気付けば喧嘩ばかりになってしまい
メリットが皆無だったので
数年前に結婚以来初めて
夫婦会議というものをしてみました。
それまでは本当に忙しすぎて
気持ち的にも話し合いどころではなく
その日子どもたちを無事寝かせるまでで
精一杯だったと思います。
夫婦会議で初めて
ぴよもんちがどうしようもなく
家事の中でいちばん料理が嫌いなこと
森くまが子どもの注意を引くのが
とてつもなく苦手で疲れること
それらを互いにカミングアウトしたわけです。
そして同時に思ったのです。
うちら
やってることと好きなこと
真逆じゃない？？
そうして10年越しの夫婦会議で
お互いの好き嫌い・向き不向きを
改めて知ることができて
どちらも気持ちよく過ごせる方法を
見つけ出したというわけです。
今ではぴよもんちが
子どもと全力で遊んでいると
感情控えめな森くまが
「フフッ」と笑ってくれます。
森くまが作るご飯を食べて
いつも子どもたちと一緒に叫びます。
「パパ天才！！めちゃくちゃおいしい！！」
そして今日もぴよもんちは
森くまがキッチンに立つ間じゅう
5人のかわいい我が子たちと
歌って踊りまくる予定です。
寒さも吹っ飛ぶほどの
ほとばしる汗と熱気に包まれながら
筋力のない人が全力で踊りまくると
翌朝どうなるかも知らずに…。
今日も頑張るあなたにエールを！
