こんにちは、ぴよもんちです。
今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。
目次
他人の性格の決め方
「性格が良い/悪い」の基準は
そもそも存在しない
というお話があります。
この本によると
世間一般の「性格が悪い」は
陰で人の悪口を言う人
異性におもねるような態度を取る人
だそうですが
そう思う決め手というのは
相手の言動や態度が
気に食わない
ただそれだけだったりするそうです。
つまり
自分の価値観に合わない
＝性格が悪いに違いない
という先入観です。
その人の性格が必ずしも
万人に対して悪として働くかというと
そうではないのが人間です。
性格が良い/悪いより
その人のやり方や考え方が
自分の好みか/そうでないか
というのが
決め手だったりするのです。
面接試験での自己PRで
長所と短所を書かされたことは
誰もが経験があると思います。
なぜ長所であり短所であるのか
その根拠は
「自分や他人がそう認識しているから」
というざっくりとした曖昧なもので
人の感じ方はそれぞれなので
正直なところ
証明しようがありません。
なんかムカつく
とくに理由はないのに
受けつけない人
という存在。
これはもしかすると
相手の行動や態度のなかに
自分の嫌いな部分
見たくない部分
それらを感じ取ってしまうから
かもしれません。
思春期のトラブルで
ちょっと癇に障る
なんか気に入らない
という理由で絡んだり絡まれたり
人間関係のこじれに
巻き込まれることって
ありませんでしたか?
その
特別な理由はないけどなんとなく
というのは
相手を鏡にして
自分のコンプレックスを
目の当たりにしている状態に近いから
かもしれません。
なんにせよ
特に理由もないのに
ムカついたり
嫌いだわ
と思う相手に出会って
その感情に振り回されないように
普段から自己コントロールは
大切ですね。
本には
ネガティブ感情との
うまい付き合い方
も書かれています。
ネガティブと聞くと
負や悪といった
後ろ向きなイメージですが
悪いものとは決めつけず
「ここに何かがある」という合図
と受け取って
感情も性格も無理に変えず
ただありのままに知ること
これが必要なのだそうです。
ひとの性格・感情辞典
本の内容は
1割が心理学に基づく
性格や感情とは？
のお話です。
そして9割が
辞典なのです。
ジャケットを見る限り
素人が読みやすいような砕けた言葉で
ひとの性格や感情を
分かりやすく書いてありそう…
と思い手に取った私。
まさかガチの辞典だなんて
ちょっと予想外でした。
そして
普通に国語辞典で調べるより
とても実践的で
ためになる辞典でした。
なにがどうためになる辞典なのか
中身を少しご紹介します。
陰険
ポジティブ☆☆☆
ネガティブ★★★
意味は幅広く、陰口や悪口を言う
人の足を引っ張るような行動をとる
など悪意に満ちていて
主に嫉妬から
他人の評価を落とすことに喜びを感じること
長い目で見ると隠しきれない悪意がにじみ出て周囲から敬遠、反発されやすくなる。
空気が読めない
ポジティブ★☆☆
ネガティブ★★☆
日本社会では同調圧力が強い傾向があり
空気が読めない人は排除されがち。
空気とはその場の流れや雰囲気のことを言い
一度出来上がるとメンバーを支配し
空気に逆らった意見や行動が困難になる。
空気が読めない人は同調圧力が強い日本社会において貴重な存在。
場をかき乱し、いったん冷静にさせる大事な役割を果たす。
恋愛を楽しむ
ポジティブ★★☆
ネガティブ★☆☆
恋愛は努力すれば叶う
というものではない。
それでも恋愛は人間にとって有益だと
脳科学的に証明されている。
身近に素敵な人がいなくて
恋愛に発展しにくくても
芸能人やアニメキャラなど
二次元の疑似恋愛も
同じ効果が期待できる。
恋する気持ちそのものが湧かない人は
自己評価の低さが原因なことがある。
人は恋愛を前向きに楽しむとホルモンの分泌が活発になり魅力が増す。
恋愛は成就するかどうかより状況を楽しむ方が結果的に幸せになれる。
こんな感じで
専門家の知識と経験に基づいた
的確な解説辞典となっているので
ちょっとした語彙広げにも
役立つような内容です。
そして我が家の子どもたちは
相変わらず心理テストに夢中。
人は大人も子どもも
いつの時代も
自分と他人の心理について
興味津々なようです。
今日も頑張るあなたにエールを！
