いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

目を酷使する時代、目の寿命=健康寿命と考えてみる

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

ウソをつくと即バレる下手さ…目は口程に物を言うんです

目次

 

 

 

人は目から老いていく

人は情報の9割を目から得ています。

ものがちゃんと見えなくなるということは

本を読むのも映画を観るのも

料理を作るのも旅行に行くのも

思うように楽しめないということです。

 

多くの人は

レーシックや眼鏡、コンタクトレンズ

見える状態を保てれば生活に支障がないので

目が悪いことを深刻に思いません。

 

しかし視力は思った以上に生きる上で重要です。

目が悪い人の認知症リスクは

目が良い人の2倍であるとご存知でしょうか。

厚生労働省のデータでは

要介護の原因グラフの

 

1位が認知症

2位が脳血管疾患

3位が高齢による衰弱

4位が骨折や転倒

 

と続きます。

一見、視力と関係なさそうですが

それが盲点だから目は怖いんです。

1位の認知症

視覚障害を合併すると

進行が早まると報告されています。

 

人は見えにくくなると

外出や人と接する機会に

消極的になってしまい

それが結果として

脳への刺激、認知機能の低下につながります。

そして

目から入る情報が減ることで

認知症を進行させたり

体のバランスを取りづらいことで

転倒する危険も高まるわけです。

 

まずは近視を防ごう

今はゲームやスマホタブレット

どれも老若男女使いこなす時代です。

しかし

若いころから目が悪くて良いことは無い

と誰しも本当は分かっているんです。

デジタルで生きる今の時代に

目を守るためには

具体的にどう気をつけたらいいのか

専門家の意見を見てみましょう。

 

朝日を浴びる

目に入る光が網膜を刺激し

生体や自律神経をコントロールするため

24時間の中で朝日を浴びるのはとても重要

 

裸眼視力より矯正視力

メガネやコンタクトレンズで1.0見えれば

眼科医はそれほど問題視しない

かすむ、ぼやける、二重に見えるなど

視力低下と同時に見え方の異常があれば

それが目の健康を脅かす要因と捉える

 

正しい姿勢を意識する

姿勢が良い人は近視になりにくい

という確かなデータがある

「ゲームばかりで近視になった」の原理は

「本をよく読む子は近視になる」と同じ

悪い姿勢や手元の距離感が近視を招く

 

ブルーライトを気にする意味を理解

ブルーライトは目に悪影響である

PC、スマホなどの使用時は

ブルーライトカットの眼鏡を使用推奨

とよく言うが科学的根拠はない

太陽光にもブルーライトは含まれる

睡眠の質を下げないために

寝る前さえ気をつければよく

日中のブルーライトカットは

かえって生体リズムを崩す要因になり得る

 

1日2時間以上外で活動する

近視の子どもが増える原因の一つは

スマホタブレットを使った

手元を見る時間が

圧倒的に増えた事である

遠くを見る=目を休める効果がある

と捉えると同時に

太陽光に含まれる目に良い光を浴びることが

近視の抑制にもなると心得る

近視の進行について研究した論文によると

外での活動時間が1日1時間未満の子と

1日2時間以上の子では

近視進行のリスクが

1日2時間以上外で活動した子は

3分の1にまで減るといわれている

 

すぐに眼鏡やコンタクトレンズを使う

近視自体に問題があるのではなく

近視を放置し無理に目を酷使することが問題

手元を長時間見すぎないことはもちろん

違和感があればすぐ視力矯正の姿勢が大切

眼鏡やコンタクトをすることで

頑張らなくても見えるようになる

裸眼視力が0.7以下になったら迷わず矯正を

コンタクトレンズは眼科で正しく処方してもらい

使い捨てで目を守るのが望ましい

レーシックの効果と安全性は確立しているものの

保険が利かないこと

手術後のメンテナンスのこともよく考え

信頼できる医師と

優れた機器を導入している病院で行うべき

 

 

 

 

老眼になった後が健康寿命の分かれ道

誰しも遅かれ早かれ

年を取れば老眼になりますよね。

実は

老眼になってからの対応が

その後の健康寿命

大きく関わるのだそうです。

老化すると

どうしても身体は疲れやすいです。

そしてそれは

目にも言えることです。

 

もともと目が悪い人は

老眼が遅く来る

もともと目が良い人は

老眼が早く来る

 

これは私も聞いたことがあるのですが

どうやら認識違いのようです。

人は誰でも40歳を過ぎると

徐々に老眼の症状が出てくるもので

目が悪い人は普段から目の不調があり

老眼に気付くのが遅れる傾向にあり

目が良い人は突然起こる目の不調に

いち早く気付きやすい

ただこれだけの違いなのだとか。

もちろん目の異常に

いち早く気付いて正しく対処できる方が

早期の目の老化防止ができるわけですから

結果として目が良い人は

もともと目が悪い人より

速やかに対処できるかもしれません。

 

しかし普段から目に気を配っていれば

老化の進行を遅らせることができるので

意識の問題として

目が良くても悪くても

進行を遅らせることが可能だと思います。

 

では

どうすれば老化は遅らせることが

できるのでしょうか。

 

目の老化を遅らせる習慣

オシャレじゃなくてもサングラス

目の老化を防ぎ紫外線カットをする場合

薄い色のサングラスが望ましい。

色が暗すぎると視界が暗くなり

目に入る光の量を調整するために

瞳孔が開いてしまうため注意。

 

ビタミンAやビタミンB群、青魚を摂取

ビタミンAは別名「目のビタミン」と言われており

ビタミンB群は目薬にも含まれている成分

青魚は網膜の細胞を守る働きをしてくれ

食に気を付けることで

目の老化を遅らせる場合に

ぜひ採り入れたい栄養素。

 

目薬は防腐剤に注意して購入

市販の多くの目薬に入っている防腐剤は

長期使用で角膜を傷つける可能性あり。

眼科で処方が最も有効。

目薬の使い方は1滴を確実に入れるだけ。

点眼後は目を閉じ目頭を指でつまみ3分ほど圧迫。

2滴も3滴も入れるのは目の容量では

溢れてこぼれてしまうだけ。

 

目が疲れている時は蒸しタオルで3分温める

目には細かい血管が集中しているので

目を休ませ疲れを取るなら温める一択。

充血しているときには冷やしタオルを。

 

眼球を瞼の上から絶対押さない

目のコリをほぐすのに直接刺激を与えると

気分が悪くなったり冷や汗の原因に。

目の周りのツボを指圧することで対処。

 

目をゴロゴロ動かす体操はNG

身体の筋トレのように動かしても

目の組織に負担をかけるだけ。

まっすぐ遠くと近くを交互に1秒ずつ見る

これを繰り返すだけで充分。

 

 

さいごに

今は目を守る時代から

鍛える時代へと変わってきています。

現在の日本で

中学生の6割が裸眼視力1.0未満という

過去最悪を更新しているのだそう。

自分の健康寿命を延ばすためにも

子どもの将来のためにも

やはり目の健康には一層

気を付けて生活していきたいですね。

 

今日も頑張るあなたにエールを!

monchi5-kids.hatenablog.com

 人気ブログランキング
人気ブログランキング