いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

パートナーは人それぞれ。それでいいのだ

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

いちばん助けてほしい時に頼りになる他人が居てくれる有難さ

目次

 

夫婦の場合

 

今日は自分以外の人生の重要人物

パートナーについてのお話です。

 

皆さんの思い浮かべる

パートナー

誰ですか?

もしくは

何ですか?

 

夫婦なら夫や妻

カップルなら彼や彼女

ペット仕事趣味

本人がパートナーと認識していれば

それが正解だと思います。

 

そもそも一般的にパートナー

というものの認識としては

最も身近な存在ですよね。

 

なかでも夫婦は最も代表的な

パートナーだと思いますが

実際は職場で過ごす時間の方が多い

単独行動ばかりで相手をよく解っていない

という状態のことも珍しくありません。

それでも世間一般から見て二人は夫婦なので

三者から「お互いの責任を取ること」

を求められる場面が多いのも事実。

夫婦とはそんな

どちらの問題なのか

境界線が引きにくい

という難しさのある関係です。

 

責任が毎回どちらかに偏りすぎた結果

夫婦であっても嫌いに思ったり

子どもがいなければとっくに離婚

という気持ちが生まれるわけです。

 

それは

パートナー=大切な人ではない

パートナー=重要な他者

とも言い換えられます。

そう聞くとなんだか寂しいですが

精神科医によると

相手のことが大切かどうかの前に

人は重要な他者との関係性が悪いと

うつ病やストレスの大きな原因になるそうです。

 

そしてあるアンケートでは

悩み相談を誰にするのか

という質問内容に対し

男性はほとんどが妻に相談

女性はほとんどが親や姉妹、友人に相談

という結果になったのだそう。

大切な人であると認識するタイミングや

関係に対する見方に

男女差があるというのが

よくわかる結果ですよね。

 

ただ

まず好き嫌いで考える前に

自分に多大な影響を与える人

という認識をしっかり持ち

認めることから始めないと

のちのち大変なことになりかねません。

 

もともと好き合って結婚したはずなのに

亭主は元気で留守がいい

と考えてしまうのは

やはりもったいないです。

夫婦は敵ではありませんからね。

 

夫婦になってぴよもんちが得たもの

 

ちなみにぴよもんちは

数年前まで夫婦関係が良くありませんでした。

お互いの求めるものや感じ方が違うのは

他人なら当たり前なのに

「言わなくても分かってよ」

「なんで言ったのに変わらないの」

みたいなやり取りばかりで

自分と相手では

  • やり方も感じ方も違うのが当たり前なこと
  • 話さなければ何も伝わらないこと
  • 話し方が自分よがりだと全く意味がないこと

などを認め受け入れる余裕がないまま

ケンカばかり繰り返していました。

最悪な関係の最後に思ったのは

自分が相手に何を求めているかでした。

 

良い仕事で高収入

家事も育児も積極的

早く帰ってきてくれる

休日は丸ごと家族のために使ってくれる

自分にいつも優しくしてくれる

いつも機嫌がいい

 

…あれ?

そんなの自分でも無理だ。

そんな完璧人間はいないよね。

ということを我に返り思ったのです。

上のような理想や希望は

結婚の決め手ではなかったにも関わらず

一緒にいる時間が長くなるほど

無意識に求めてしまっていたのです。

 

疲れていたり余裕がないと

人は客観的に物事を見るのが下手になります。

最初はちょっと気になる程度だったものが

何もかも気になって仕方がなくなり

いつのまにか

好きだったはずの相手を完全に

受け入れられなくなってしまう

というのはよくある話だそうです。

それってとても損ですよね。

互いにずっと一緒にいたいと

選んだはずの人に対して

自分の不満やストレスを徐々に当てはめて

自分からわざわざお別れの準備に

時間を割こうとしているわけですから。

 

ぴよもんちはきっと

夫婦不仲の当時

森くまに極端に多くの

自分と同じ感覚や価値観を

求めすぎていたんだと思います。

「初心を忘れない」って

新入社員がよく言うセリフですが

結婚生活でも

とても大切だと思います。

そして

相手から泣いて土下座され

好きな人との関係を引き裂かれて

無理やり結婚させられたとかの

よっぽどの事情が無ければ

結婚は自由意志です。

結婚を決めた自分に責任があります。

選ぶ権利があり

自ら選択したという事実を忘れずに

初心に返るというのは

そういう意味でも大切です。

 

今となっては

森くまとの負の関係や

自分の価値観の空回りも

良い経験でした。

おかげで森くまの行動のたいていが

ぴよもんちの許容範囲になりましたから。

洗ってくれたお皿が油べっとりでも

その場は黙って自分で洗い直し

森くまの私物が散乱していて

「片付けてね」「分かった」のやり取り後

いつまで経っても片付けなかったとしても

見て見ぬフリが出来るようになりました。

ふとしたタイミングで

その事実だけを簡潔に伝えます。

森くまに響く言葉を選び

一緒に感謝とねぎらいの言葉を添えて。

 

こうすることで一発で伝わるうえ

ケンカにならなくなりました。

自分が思っている以上に

相手は自分にあれこれ求めていないし

求められているとも思っていないものです。

夫婦関係を良好にするカギは

・自分から過度に求めていないか

・相手に求められていること以上を

勝手に頑張りすぎていないか

この二つが大きいと

ぴよもんちは思っています。

今までなぜ頑なに出来なかったのか

なぜもっと早く森くまとの考え方の違いを

擦り合わせて来なかったのか

不思議なくらい今は何の問題もありません。

きっともともと

森くまの器も大きかったのでしょう。

そして小さかったぴよもんちの器が

すこーしだけ大きく成長したのでしょう。

 

 

パートナーのいろんなかたち

 

ここまで夫婦関係において

パートナーの在り方を

お話してきましたが

そもそも結婚は

パートナー関係のうちの

1パターンに過ぎません。

人類の長い歴史背景から

結婚=一人前

結婚して子どもを持って一人前

という概念が根強い事情がありますが

やはり一番は

今も昔も社会的メリットが大きいから

選択する人が多いのでしょう。

 

一昔前は

女性の結婚=永久就職

という感覚だったと思いますが

今は独身が珍しくない時代です。

パートナーの中身は必ずしも

夫や妻、恋人とは限りません。

同じ趣味を持つ人

話が合う人

何でも相談できる人

など思い浮かぶ中で

自分が最も重要人物だと思う相手が

その時々でパートナーとなって

自分を支えてくれるかたちも

十分成り立つ時代です。

 

おひとりさまを貫く人は

必ずしも限定したパートナーを

持っていなくても

「ここに一緒に行くならあの人」

「これをするなら絶対この人と」

というかたちで

オリジナルパートナーズエリア

開拓していくときっと楽しいですよね。

『恋人が本当に要らない』

と思っている人だっているわけです。

本人が一人で頑張りすぎて

心が折れたり倒れることが無いように

適材適所にパートナーを持つ

というのも

立派なパートナー関係の持ち方です。

 

いつの時代も人生の主役は自分です。

自分が納得いく選択で

人とつながり続けたいですね。

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

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