いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

妊娠・出産して初めて知る現実③

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

まさか、こんなに痛いなんて…!!



妊娠・出産して初めて知る現実

今日のお話はこちら。

 

乳腺炎の恐怖

 

ぴよもんちは

いっちゃん

ごっちゃん

の出産で2度経験しました。

これがまた

痛いのなんのって

たまったもんじゃありませんでした。

 

目次

 

 

 

乳腺炎とは??

 

乳腺炎は乳房の乳腺に炎症が生じる病気で、授乳期の女性に多く発症します。乳腺炎が発生しやすい時期は産後2〜3週間あたりで、発生頻度は2%〜33%程度です。

 

乳腺炎の原因は2つで、「母乳のうっ滞(うったい)」と「細菌感染」です。

 

母乳のうっ滞とは、母乳が乳房の中に留まり続ける現象です。母乳は細菌が繁殖するのに適した場所です。乳房に留まり続けた母乳中で細菌が繁殖し、細菌を身体から排除するために乳腺が炎症をおこします。

 

細菌感染は、なんらかの原因で母体の外にある細菌が乳腺の中へ侵入し、増殖することで成立します。増殖した細菌を身体から排除するため、細菌が感染した乳腺に炎症をおこさせるのです。

                引用

                 

 

ぴよもんち、乳腺炎になる

私は初産のいっちゃんのとき

産後2週間くらいの頃に

乳腺炎になってしまいました。

 

初めての出産だったので

生まれる直前まで

母乳が出ますように

母乳が出ますように…

とマッサージを頑張っていました。

 

いざ生まれると

母乳の出がとても良くて

入院中に完母(母乳だけ育児)になり

夜中の授乳で寝不足にはなったけれど

看護師さんに褒められ

自信をつけられたような気持ちで

ルンルンで退院しました。

 

そこからが急降下。

母乳はどんどん出てくるけれど

まだ生後数日のいっちゃんと

新米かあちゃんのぴよもんちでは

母乳を飲むのもあげるのも

下手くそ過ぎてアンバランス。

自分で溜まった母乳を絞り出そうにも

寝不足と初めての経験で

てんで搾乳がうまくいきません。

1時間くらい搾乳を頑張れば

いっちゃんが泣いて起き

また授乳やおむつ替えから寝かしつけ。

よし、もう一回搾乳……

 

とうとう疲れて寝てしまうと

数時間後には乳房は岩のように硬くなり

そうなるともう大変でした。

自力でどうにかできないので

里帰り先の母にほぐしてもらおうにも

母もお手上げなほどカッチカチ。

授乳は痛くて涙が出るし

固くて上手く吸えないから赤ちゃんも泣くし

やっと横になろうとも

胸が全体的に焼けるように痛く

重力で痛みが増すばかり。

上向き、横向き…痛い…

うつぶせ寝なんて以ての外です。

立っている方が楽なくらいで

安眠なんてとてもじゃないし

頭はガンガン割れるように痛くて

熱を測れば39℃近いので

胸から上がインフルエンザ状態。

 

最後の砦、母乳外来

翌朝すぐに産院に電話をし

産院の母乳外来で

助産師さんに診てもらいました。

ベッドに横になった私の上に

覆いかぶさるようにしたと思ったら

容赦ない力加減でほぐしていってくれます。

全体重をかけられているかのような圧迫感と

経験のない衝撃的な激痛で

涙をこらえられずに

「いっ…!…うぅ…っ!!!!!」

助産師さんに対し

殺意が湧きそうなほどでした。。。

母乳が勢い良くぴよもんちの顔に

噴水のように降ってきて

それでも「まだまだ!」

と溜まった母乳を押し出され

正直私は

陣痛よりも痛かったです。

うんと痛かったです。

 

一度で解決するとは限らない

いっちゃんの母乳の飲み具合も

一緒に見てもらえるとのことで

私の方は30分くらいの施術で終わり

次にいっちゃんに飲ませるチャレンジ。

(実際30分が限界なほど。

それ以上は痛すぎて耐えられません…)

 

いっちゃんの好きな授乳姿勢を探り

咥えさせ方も再チェックし

体の負担が軽くなるやり方など

助産師さんに再びレクチャーを受け

コツを掴んで一安心。

あれだけ激痛だったのが

短時間で

ビックリするくらい楽になりました。

「また困ったらいつでも来てね」

と有難い一言をもらい帰宅。

 

ただ

その1回で完全に良くなって

授乳も上手くいくかというと

そうではないのが現実。

いきなり母乳の出具合を

調整できるわけでもなく

いっちゃんの飲み方が一気に上手くなるわけでもなく

帰宅後は数日すると

やはりすぐに母乳が溜まりがちに。

熱は出ませんでしたが

何度か胸がカチカチになって

どの向きでも

寝るのが辛かったです。

実際

乳腺炎は繰り返す場合も

珍しくないそうですから。

 

しかし

あの激痛マッサージ30分コースは

もう絶対にイヤだ!

と思っていたぴよもんち。

自力でどうにか出来ないか

手遅れになる前に模索。

 

きゃべつシップ

そこで大活躍だったのが

なんと

きゃべつシップです。

 

きゃべつの葉は

外側から元気がなくなっていきます。

買った際に

表面の数枚をちぎって捨てる家庭も

あるのではないでしょうか。

 

実はその

いらなくなったきゃべつの葉を洗って

胸を覆うかたちで張り付けると

ひんやり気持ちよく

痛みが緩和されて

シップのような効果が感じられるのです。

乳腺炎の痛みや張りの緩和には

冷やすのがいいそうで

保冷剤代わりに

まさかのきゃべつの葉

というわけです。

 

私も最初は

ネットの知識だったので

半信半疑でしたが

やってみると納得でした。

水分を含んでいるからか

常温でも

なぜかひんやり感じられて

きゃべつの葉は1枚が大きいので

1回片胸1枚でOKで経済的です。

体温の影響で

数時間でしおれてくるので

それが交換目安です。

 

本物のシップと違って

薬もついていないですし

新鮮な生野菜なので

肌荒れや赤ちゃんへの心配も

ほとんどせずに済みます。

もし授乳期の

乳腺の詰まりや火照りに悩んだら

一時しのぎでも

きゃべつシップはおススメです。

 

きゃべつシップと

助産師さんからの指導と

実家の母に助けられ

産後1か月過ぎたころには

母乳育児が軌道に乗ってきて

出る量と飲む量のバランスが

だいぶ整ってきた気がします。

 

それからは

長い長い母乳育児の突入です。

 

 

おわりに

今日は乳腺炎の恐怖について

実体験を書きました。

 

赤ちゃんには母乳育児がいい

という世間の意見に

私は新米ママとして

一生懸命取り組もうとしたら

母乳の出過ぎで詰まる

というまさかのトラブルに合うはめに。

赤ちゃんもママも

初めてで戸惑うのは当たり前です。

 

自分が母乳が出やすいか出にくいか

やってみないと分かりませんし

1人目で出たから2人目も出る

とか

1人目で出なかったのに2人目ですごく出る

とか

1人目で出たのに2人目で出ない

とか…

それはその時の

ママと赤ちゃんにしか分からないのです。

始まって間もないうちから

育児に焦りは禁物ですね。

 

そして5人目ごっちゃんでも

なぜか再び乳腺炎に。

それに関して思い当たる原因は

育休を一緒に取ってくれた森くまに

「このために休みを取ったんだから

俺がやるから寝てていいよ」

とミルクをあげてもらう頻度が多く

私の母乳が

まだかまだかと出番を待っていたから…

ではないかと思っています。

コロナ過だったこともあり

産後2週間前後で

特に心当たりもないけれど

発熱のある産婦は産院に入れず

仕方なく普通の内科にかかって

どの検査も陰性。

胸から上が熱くて辛くて

昔に覚えのあるあの感覚…

とは思ったものの

車内で口頭の診察だったので

咳も鼻水も風邪らしい症状はなく

解熱剤だけもらって帰宅。

結局自分の経験から

乳腺炎だと思った」

というのが正しいです。

森くまに事情を説明して

ミルクを減らして母乳を増やしたら

案の定、症状が落ち着きました。

 

何歳の出産でも

何回目の出産でも

小さなトラブルから

大きなトラブルまで

十人十色ですね。

自分を過信しすぎず

必要以上に神経質にならないよう

穏やかな気持ちで

産前産後を過ごしたいものですね。

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

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