いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

こども食堂、ヘイ!らっしゃい!そんなノリで利用してみたときのお話

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、お疲れ様です。

今日のメニューはなんだろな♪

みなさんは、子ども食堂ってご存知ですか?

利用したことはありますか?

 

目次

 

 

最近の地域との関わり

ぴよもんちはここ1年で

地域のボランティアに

精を出している方とご縁があり

たびたびイベントに

子どもと参加させてもらっています。

 

川の近くのゴミ拾いや

子ども食堂のお手伝いです。

 

川の近くの清掃活動は

数年前に当時小学生の男の子が

ひとりでスタートさせたもの。

今では地域の大人が加わり

子育て世代も子連れで加わり

毎回充実した活動になっています。

すでに人がいる中に加わった我が家は

小学生が一人で始めたなんて!

と経緯を聞いた時は感心しました。

この男の子は

自分で始める力

周りに頼る力

継続する力

それらを十分持っている

素晴らしい子だと思います。

素敵な大人になることでしょう。

 

 

子ども食堂当事者の認識

さて

子ども食堂

と聞くと

なんだか福祉っぽいような

行きづらい場所のような気がしませんか?

 

子ども食堂を運営する側の人は

そういう認識の人が結構多い事実を

払拭しづらいもどかしさを

感じ続けているそうです。

 

では運営側は

何を目的に子ども食堂を続けるのか。

これを知ればアナタも

行きづらい場所なんて思わなくなりますよ。

 

子ども食堂の方たちは

「すみません…」

「ありがとうございました」

そんな他人行儀な

お世話されてます感を出して

利用して欲しくはないのだそう。

「そんな気持ちは持たなくていい」

「気軽に来てね」

と言ってくれます。

 

実は、子ども食堂の大きな目的の一つは

  • 地域の賑わいづくり。

 

地域の商店街はシャッター街になり

回覧板はポストに入れておしまい

散歩に出てもすれ違いに挨拶はいらない

知らない場所にわざわざ行く必要なんてない

そんな日常が当たり前になっていませんか?

 

子ども食堂のモットーは

人をタテにもヨコにも割らない場所

子どもを中心とした多世帯交流の場

なのだそう。

こども食堂・地域食堂・みんな食堂

名称にかかわらず

子どもがひとりで安心して行ける

誰でも利用可能な無料/低額食堂

と位置付けているのです。

 

実際に訪れてみると

そこには初めましての顔ぶればかり。

でも学校や職場とは違い

みんなそれぞれのライフスタイルがあり

違う場所から集まっている。

親子で来たり

きょうだいで来たり

ひとりで来たり

友だち同士で来たり

孫と来たり。

 

同学年に友だちが作れない我が子を心配し

連れてきてみたら

初対面の他学年や年配の方と

別人のようにすっかり打ち解けたとか

 

我が子をよその大人に慣れさせたくて

連れてきたつもりの自分が

気付けば安心できる居場所として

家以外の憩いの場となっていたとか

想像以上に居心地がよく

ほっこりできる場所だと思って

帰る人は多いのだそう。

 

子ども食堂の目的の二つ目は

  • 貧困対策

 

朝ご飯を食べる子と食べない子で

明らかな学力・体力の差がある

という調査結果は有名です。

 

子ども食堂

貧困家庭救済を活動目的に含めていて

それは利用する立場の人を他者が見て

「貧困である」

と位置付けてしまう可能性があるということ。

それが子ども食堂近寄りがたいもの

にしてしまう要因でもあったと思います。

 

ただ

子ども食堂が思う

子ども食堂を必要とする人

というのは貧困家庭のみではないそうです。

両親共働きで孤食の子ども

働き盛りシングルの親子

多子世帯でバタバタの家族

地域の中での孤立を望んでいない人

子どもや家族と触れ合いたい地域住民

たまには料理の時間を子どもと向き合う時間にしたい親

 

その時子ども食堂に来た人

こそが

子ども食堂を必要とする人

なのだといいます。

 

ぴよもんち家の地域にある子ども食堂

月一回休日の開催が主です。

我が家が実際に利用した時は

土曜日の昼でした。

 

その日は私も夫も居る。

家に料理の材料もある。

でも、誘われたから行ってみる。

それがきっかけでした。

 

行った先で待っていたのは

温かい出来立てご飯と

子ども食堂のおばちゃんたちの笑顔

それから地域の初めましてな人たち。

家で家族で食べるご飯も素敵だけど

自分たちの住む地域に

こんなに不思議で面白い場所があるんだ

と嬉しくなって帰りました。

子どもたちは初対面でもお構いなしで

楽しそうに会話しながら食事。

帰宅後

「今日喋ってた子の名前は?」

「小学校はどこだって?」

と聞くと

「え、忘れたー」

「聞いてなーい」

「次行ったら聞いてみるー?」

 

そんな感じでした。

同じ空間で同じ釜の飯を食べる

って言葉を交わすより

簡単に打ち解ける必殺技かも

と思いました。

 

 

 

コロナ禍の人の目にも負けない地域の温かさ

 

子ども食堂の活動目的のひとつが

貧困家庭の救済と言いました。

 

コロナ禍で職を失ったり

減給を余儀なくされて

その日の食事にありつくのも

精一杯な家庭がある。

自分の住む地域でも

それが当たり前の家庭がある。

そんな時こその子ども食堂

ですが当時

地域の目は穏やかではなかったそうです。

 

マスクを外して複数の他人が

わざわざ集まって食事する意味

これを突きつけられてしまったのだとか。

 

お金がないと食べ物が買えない

食べ物が買えないと栄養が摂れない

栄養が摂れないと人は生きられない

 

この事態に歯止めをかけようと

陰で努力された地域の方たちは

さぞ感謝されたことだろうと思いきや

世間はそう甘くなかったそう。

 

 

それでも工夫をこらし

子ども食堂の運営を続けた人たちは

本来の姿そのままで開催を維持した地域

食材を無償で宅配するかたちをとった地域

訪問型をとった地域と様々。

場所を提供するうえで

医療関係者の子どもを優先的に受け入れたり

休校になった学校給食の食材を活用し

18歳以下の子どもに無料弁当を作ったり

その都度状況に応じて

なんとか開催したのだそうです。

どれも素晴らしい

想いがこもった活動だと思います。

 

 

周りに叩かれながら

否定されてもなお

継続するに至った想いというのは

 

多様性の世の中で

みんな違ってみんな良い

を素直に受け取ると

誰一人として交わらなくなってしまう。

配慮を持って繋がり続ける大切さを

発信し続けていくのが

子ども食堂の役割

 

という考え方に基づくのだそう。

 

怖がらなくていい

恥ずかしがらなくていい

遠慮しなくていい

敬遠しなくてい

誰でも堂々と

繋がり続ける場所である

 

これが、子ども食堂を続ける人たちの

本当の想いなのです。

 

自粛が解かれ

少しずつ日常を取り戻してきた世の中で

今こそ改めて

人との繋がりを前提とした多様性

について考えてみたいですね。

 

そして我が家は今月も

子ども食堂のお手伝いに参加しつつ

温かく美味しい食事を

初めましてのみなさんと

食べようと思います。

「クリスマスっぽくか

お正月っぽくか

分からないけれど

楽しみにしててね♪」

とのことでしたので。

ふふふ。

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

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