いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

我慢ばかりはつらいけど 厳しさも愛のうち

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

時には 我慢もできないと 自分が辛いんだよ

目次

 

 

自己コントロール力って?

 

自己コントロール

その代表は

抑制能力です。

不適切な注意や思考、行為、衝動を抑える能力

と言われていて

これが高いほど学業成績が良好だったり

人間関係が良好というデータがあります。

 

衝動や感情を必要に応じて

抑制できることを自制心

 

思い通りにいかない厳しい状況でも

諦めず粘り抜き

欲求不満に耐えることを忍耐力

 

自分の気持ちを奮い立たせ

物事に意欲的に取り組むことを意欲

 

思いやりを持ち

他人の気持ちを理解することを共感力

 

上の4つは非認知能力と言われ

その中核をなすのがまさに

自己コントロールなのです。

 

子どもの口ぐせは親の言葉から

「最近私の言う事をよくマネするから

下手なことを言えないの」

 

「子どもの言葉遣いが自分に似てきて

見ていてなんだか複雑な気分」

 

このような状況を見たり聞いたり

あるいは自分のことだったり

することってありませんか?

 

ぴよもんちも

自分のことのようだと

ドキッとしてしまいます。

 

確かに自分の言葉遣いが

子どもにうつっている自覚があるし

周りのママ友さんと話していても

同じように共感してくれる人は多いです。

 

親が子どもに与える影響として

遺伝的要因が最初に思いつきますが

環境的要因も最も当てはまると

専門家は言っています。

子どもが外の世界を知るのに

一番身近で影響力を受けやすい人物が

親なのですから当然といえば当然です。

 

普段何気なく発している親の言葉が

子どもの自己コントロール力を

良くも悪くも育て上げる基盤になる

ということを胸に留めて

生活していきたいですね。

まずは自分の言動を振り返り

誘惑に負けずにやり抜くモデルを

親が進んで買って出ることに

目を向けてみましょう。

 

褒め方次第で萎縮する子頑張る子

褒めることで子どもの気持ちが

委縮してしまう可能性がある

と実験で証明した心理学者がいます。

 

その実験結果では

 

「頑張る姿勢」を褒められると

次に難しい課題を選びやすく

 

「頭の良さ」「能力」を褒められると

気持ちが委縮し

大胆なチャレンジができなくなる

 

ということが分かったのです。

 

手あたり次第褒めるというのは

必ずしも子どもに良い影響だけを

与えてくれるわけではないのです。

 

ほめても育たない自己肯定感

自己肯定感が高い子ほど成績が良い

だから自己肯定感を高めよう!

という話を聞いたとします。

果して本当にそうなのでしょうか?

成績が上がれば自分に自信が持てて

自己肯定感が上がるというのは一理あります。

 

たいして頑張ってもいないし

そんなに良い成績でもないのに

周りの大人から褒められれば

「こんなもんでいいんだ」

「自分はすごいんだ」

と思えたとしても頑張る活力に火が点かず

学力向上には結びつきそうにありません。

社会に出れば

自分の思うようにいくことばかりでなく

厳しいことを言われたり

見せられたりするものです。

それに耐えられる力をつけるためにも

褒めてさえいれば自己肯定感が育つ

という認識を見直す必要があるでしょう。

 

親の前向き言葉をシャドウイング

自己肯定感や

自己コントロール力を育てるために

まずは親の言葉かけから変えてみましょう。

そのとき大切なのが共感ことばです。

わがままを言うとき

イライラが爆発したとき

友だちと喧嘩したとき

期待に応えられず傷付いているとき

人間としての存在価値を認めてあげる

言葉かけをすることで

子どもはクールダウンできたりします。

 

そして親自身が

「もっと頑張らなくちゃ」

「もう少しで何とかなりそう」

「ここで諦めるわけにはいかないなあ」

「今欲しいけど、我慢我慢」

と自分に向けてつぶやく姿を

子どもに見せることも大切です。

親の努力し続ける粘り強さ

目先の欲求に負けない姿勢を見て

子どもは育っていくはずです。

これは親が子に与える環境的要因

最大限活かせる良いタイミングです。

ぜひ採り入れてみて下さい。

 

目の前の美味しいお菓子

海外で行われたマシュマロ・テスト

というものをご存知でしょうか。

 

今すぐ食べるなら1個あげる

戻ってくるまで待てたら2個あげる

 

これは

将来の大きな目標のために

目の前の欲求を先延ばしできるか

というテストです。

目の前の1個のマシュマロを

我慢できた子は

勉学で高成果を出し

社会に出てからも高い確率で

仕事も人間関係も順調にいく

と科学的根拠をもって

証明されています。

つまりそれは

幼少期にある自己コントロール力は

大人になっても揺るがない

ということを意味します。

 

子どもが成長するうえで必要なのは

褒めるばかりの声かけや

的はずれな評価ではなく

周囲の大人が

子どもが叱責を自分の成長の糧にして

自己コントロールできるよう

鍛える手助けをしたかどうか

大人自身が

その姿勢を見せてきたかどうか

なのです。

これは子どもが社会で強く生きていく

土台作りの一つになるのです。

 

 

 

習い事は子どもが決める事のメリットin ぴよもんち家

 

我が家では3年ほど前

一度いっちゃんが習い事で

つまずきました。

自分が好きで始めたもので

練習しなければ上達しないことは

言わなくても分かる年齢なのに

一向に練習する気配がないのです。

こちらが何度声をかけても

注意をしても改善されず

ろくに練習しないのに

習い続けたいと言う我が子に

ヤキモキすること数ヶ月。

ぴよもんちと森くまは話し合い

いっちゃんには事前に理由を伝え

スッパリ辞めてもらうことにしました。

そのとき初めて見た

いっちゃんのシュンとした顔は

今でもよく思い出します。

 

 

それからしばらく経って

いっちゃんの方から

やっぱりまたやりたい

と言ってきました。

それは自分でやると決めた責任

ちゃんと理解しているか見るのに

いい機会でした。

 

周りの話に聞く耳を持たず

その時だけ楽しければ

自分さえ良ければいいという考えを

持ってほしくありませんでした。

また同じことを繰り返すようなら

今後いっちゃんの言う事は

簡単には取り合えない。

自分の決めたことに向き合う姿勢を

ちゃんと見させてもらうから。

というように言った記憶があります。

 

それから習い事を再開し

今に至るまで続けているのですが

以前は一度も自発的にしなかった自主練も

別人のように毎日取り組むようになり

翌日予定があって自主練できそうにない

と本人が思ったときは

自分から「明日分も今日やっとく」

と言うように。

 

本人の熱意や気持ちを踏みにじるのは

親としてやってはいけませんが

言葉と行動の矛盾を大人が指摘して

本人が自分で考える時間を持ち

責任をもって決めるという意味で

習い事のメリットを実感しました。

何でも使い方次第、考え方次第で

子どもを伸ばす力になります。

そして

自発的に頑張ろうとする子どもの姿は

親を過保護の呪縛から

スルッと解いてくれたりします。

 

親として初めての経験だからと

いつまでも大事そうに我が子を囲わなくても

子どもはちゃんと日々学んでいる

 

頑張る・頑張らない

出来る・出来ない

 

子ども自身の中に答えを見つけ

自分で折り合いをつけていけるんだ

それをいくつも経験することが大事なんだ

 

そう思う出来事でした。

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

 

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