こんにちは、ぴよもんちです。
今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、お疲れ様です。
我が家は子ども5人とも、歩き始めの時期・歩き始め方がバラバラで、上の子でおおよそ分かっているからドンと構えて大丈夫!とは思えずハラハラしながら成長を見守った記憶があります。
どのような違いがあったかというと
いっちゃん→歩き始めは1歳半。ハイハイより抱っこ派。
1歳過ぎてから歩くまでは基本的に手を使わず膝立ちで移動だった。ある日突然普通に歩き始めた。
つーちゃん→歩き始めは1歳2か月。
初期からハイハイよりつかまり立ちで移動が多かったためか、5人の中で一番よく転倒し後頭部を打った子。よく、壁に背を預けてズルズル立ち上がる動きをしていた。
さんちゃん→歩き始めは1歳半。ずっと抱っこで本当に動かない子だった。
移動はお尻で弾んでジャンプだったので毎回めちゃくちゃ時間がかかったし、ハイハイは一度も見ないまましれっと歩き始めた。
よっちゃん→歩き始めは1歳1か月。ハイハイはそれなりにしていたけれどスピードゆっくりめ。
つかまり立ちでよろけて尻もちつくと毎回ギャン泣きだった。ハイハイから歩き出しまでの移行期間が一番長く感じた子。
ごっちゃん→歩き始めは0歳11か月。
ハイハイを一番たくさんしていたが、普通のハイハイではなく、膝を浮かせてお尻を突き上げたスパイダーマン風(まるでイノシシの突進のような超高速)ハイハイで、顔が上げられないため前が見えず、自らのハイハイスピードにバランス感覚がついていけずよく滑り込みして転んでいた。歩き始める前に、階段を膝立ちで自力で登り切った子。
このように、本当に赤ちゃんの成長の基準って、あくまで目安でしかないんだなあと私は身に沁みました。
赤ちゃんの発達には個人差があるものの、下記のような一定の条件がそろうことで初めて自力で歩くようになると専門家は言っています。
歩くためのステップ
- 足腰の筋力があること
- 体のバランスが取れること
- 転んだ時に手が出せること
- やる気があること
歩くのが遅い場合は、これらのうちどれかが、まだ発達段階だということかもしれません。そして、我が家のように個人差があるのは当たり前なので、焦らず見守ることも大事です。
逆に、歩き始めるのが早い場合の問題点は何かも気になります。
歩き始めるのが早い
歩き始めるのが早いと、O脚になると聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。早く歩き始めることで膝に無理がかかり、O脚になる「ブラウント病」という疾患があるということからそう言われるようになったそうですが、そもそも、赤ちゃんは産まれたときはみんなO脚なのだとか。
立てるようになり、歩くようになると筋力がついてきて自然に矯正されていくと言われています。2歳前後で一度まっすぐになり、その後3歳半ごろにX脚が最大に、6歳ごろには軽いX脚になるのだそう。
では、赤ちゃんが歩くようになるのに適齢期はあるのでしょうか?
子どもの足育に力を入れている専門家によれば、1歳2か月以降に歩行が定着する子は足の形が奇麗なのだそうです。
昔の日本は今よりも室内に物が少なく、畳一枚にちゃぶ台だけだった時代はハイハイするスペースが十分にありました。今は物が溢れ、和洋合わさったお洒落な家も多く、一つの家の室内スペースがうんと狭くなってしまったので、赤ちゃんにのびのびハイハイをさせる広さが十分にない家が多いと言われています。
それなら仕方ない、とあきらめず、なるべく床に物を置かず広さを確保して、ハイハイ時期を思いきり自由に動ける手助けをしてあげるだけでも十分なんだそうです。
ハイハイは、『成長してからの良い歩行、良い姿勢、そしてバランス感覚を養う大切な期間』
というのが専門家の見解。
ハイハイという動きは、体幹の中でも特に背筋を鍛えるのに特化していて、立ち上がった時のバランスを取るのに大いに活躍するんです。
しかし、やっぱり一番は赤ちゃんが元気に成長することなので、ここで神経質になりすぎず、今だけの貴重な成長時期をゆったりとした気持ちで見守りましょう。
我が家の5きょうだいも、本当に個性的な発達をしながら歩き出しました。でも、今の彼らに「あの頃に戻ってもう一回かわいくハイハイしてみて!よちよち歩いてみて!」と言おうものなら、全員に冷たい視線を送られることでしょう。
歩き始めのかわいい貴重な時期、お子さんと笑顔で楽しく過ごせますように。
今日も頑張る子育て世代にエールを!