いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

出産は命がけ!だけどスイカじゃ納得いかないよ

こんにちは、ぴよもんちです!

今日も仕事や家事育児お疲れさまです。

さて、想像してみてください。

鼻からスイカ

出せそうですか?

うーん…鼻の穴とスイカでは大きさが違いすぎて無理そうですよね。

これはよく出産の痛みを伝える際に

イメージしやすい例えとして使われる言葉で

聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

出産はいのちがけ

しかし、私は思いました。

本当に鼻からスイカなんて出てきたら

鼻が二度と使い物にならないよ?!

イカが出てくるなら 美味しく食べて

ハイ、おしまい♪だけど

赤ちゃんが出てきたら そこからが勝負だよ!?

センスなさすぎるよ!!

なんてメチャクチャな例えなんだ!

と。

出産を経験した人は同じ気持ちを抱いた方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

では、私が例えるなら何かって?

それはずばり

20年かけてやっと実になる巨大なスイカの種!!

です!!(↑やっぱりスイカなのかい)

イカはスイカでも、種というのは??

イカそのものは食べて終わりですが、タネはこれから手間隙かけて育てなければ赤く美味しいスイカになりません。しかも期間は20年。

赤ちゃんはお腹の中にいる時から、生まれた瞬間も外の世界で生き抜くために成長を続けていきます。

なので、赤ちゃんを例えるならスイカそのものではなく、リンゴくらいの巨大なスイカの種です!!

リンゴくらいの巨大なスイカの種を自分の鼻から出すと、まずコンディションを整えた土に埋めます。これから大きくなるので、サイズを加味して耕した土の中に埋めます。

赤ちゃんは、親になる二人が右も左も分からないながらも情報収集し時に揉めながらも何とか整えた新生児服とベビー布団でお休みします。

イカの種には肥料を蒔きますが、一口に肥料と言っても今は種類が多く値段もばらばらなので試行錯誤で蒔いていきます。成長に合わせ、育つのに効率のいい肥料の種類も変わっていくので要チェックです。

赤ちゃんは、まず母乳で栄養をもらいますが、最初から上手くいくことなんてまずなくて、母乳は量が目に見えないのでどれくらいあげればいいのかとか、思うように出なければミルクに切り替えようか、混合でそのままいこうか等あれこれ悩み、半年もせず離乳食が加わります。これも、手作りなのか市販のベビーフードなのか、食材はどこで何を買うのか吟味して与えていきます。

イカの種には毎日適度に水をまき、毎日変化を気にして見回ります。

赤ちゃんは毎日沐浴させてあげ、沐浴後は肌の乾草予防のクリームやローションを使って身体を清潔にします。

イカが途中で枯れそうだったら、つるの栄養の循環を行き渡らせるために必要ない部分を間引きしたり傷防止の保護ネットで守ります。

赤ちゃんは、病気になったらかかりつけの病院を受診し必要なら薬を与えます。車や自転車ではチャイルドシートに乗せ安全を守ります。

イカは色と大きさをよく観察し、時期を見極めて収穫します。切り分けると1000人くらいの口に余裕で入るくらい大きく育ったスイカ。それを収穫後は近所に配り歩き、あちこちでスイカの味の評論会がはじまります。ある人は「こんなもんだね」と辛口評価、ある人は「いい味だ」と言い、ある人は「この種を埋めてスイカを育てよう」と持って帰ったりします。

赤ちゃんは立派な大人に成長したら親元を離れます。そして、色々な経験とともに周りの環境に揉まれながら親の知らないところで友人やパートナーを見つけたり、こちらが思いも寄らない道を切り開いて自分の人生を生きていきます。

 

出産はもちろん痛いですし本気で命がけですが

このように赤ちゃんは

産んでおしまいとはなりません。

そして、機械で生産するように

育て方を同じにすれば必ず100%同じになる

ということはありません。

食物や動物、生命あるものに「同じ」は何一つないので「育てる」という共通の言葉が当てはまるのかもしれませんね。

こんなに大変なのですから

毎日愛情を持ってお子さんと向き合っている自分を

それはもう褒め称えてあげましょう!!

ということで、今日は個人的な見解で、出産の痛みと育児を分かりやすくスイカで例えてみました。

そして今年の夏、子どもの自由研究で「スイカの育て方」を提出してみたところ、先日「学年優秀賞作品」と書かれた賞状とともに返ってきました。

やったー!親の努力が報われた瞬間です!!

ウソのようなホントの話で今日は終わりに致します。

今日も頑張る子育て世代にエールを!!