いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

自分も毒親予備軍?と疑いたくなる危うさに立ち向かう日々

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。

甘やかす コントロールする 束縛する… 家の中は恐怖の館

目次

 

 

 

誰もが毒親予備軍の時代到来!?

かつてのぴよもんちは要領が悪く

なのに仕事も家事も育児も

全部を一気に完璧目指してやろうとして

自爆するような母ちゃんでした。

正直いま現在も

子育て中の必死な自分を

客観的に見てみると

なんと余裕のないことか…

とドン引きすることも多々ある毎日です。

こんなはずじゃなかったのに…

となりたくないな

なったら嫌だな

そう思っていました。

子育てで毒親になりそうなとき読んでほしい本

というものに出会いました。

ここ10年くらいで

親の価値観やルールで

子どもを縛りつけることが

どれだけ悪影響かというのを

耳にする機会がうんと増えました。

とうとう

こんな本が出版されるまでに…!!

日々5人育児に奮闘中のぴよもんち家。

日常で育児ストレスや

無気力に襲われるときもしばしば。

なので

この本は他人事ではないな

私に読みなさいと言っている!

と(勝手に)思ったというわけです。

 

 

 

そもそも毒親とは?

毒親=子どもに対して悪い影響を与える親

という定義だそうで

具体的には

恐怖心・義務感を与え

親の思い通りにコントロールする親です。

 

…私

大丈夫かしら??

いやいや

怪しいどころか

すでに毒親じゃ…??

 

みなさんは

日々の子育てを振り返って

どうでしょうか。

 

毒親的な振る舞い①

家事を完ぺきにこなすのは当たり前

こんな「マスト思考」がある人は

危険信号なのだそう。

自分の信念が強すぎて

結果として

子どもを追い詰めてしまいがちなのだとか。

 

 

毒親的な振る舞い②

世間で良いとされることは積極的に取り入れる

世間で良いとされる枠組みに

子どもをどんどん押し込めていく親は

自分なりのコンプレックスを抱えている人が多く

そのせいで

子どもの幸せを願えない親もいるそうです。

子どもが自分のコンプレックスをクリアすれば

コンプレックス部分がより際立つので

その事実に耐えられないのだといいます。

満たされない自分は

子どもに置いて行かれた気持ちになって

素直に子どもの幸せを喜べないのです。

 

 

毒親的な振る舞い③

子どもの行動をすべて把握しておきたい

年頃の子どもの部屋に無断で入ったり

隠れてスマホをチェックする行動が

実は毒親に当てはまるかもしれません。

 

子どもを危険から守る意味で

見守りや確認は大切ですが

子どもの自由を奪ったり

心が安らぐ場所を奪う行動に繋がり

子どもの精神的自由を失うパターンも

在りうるのだそう。

 

親が子どもをコントロールしたい時

というのは

なにかその部分に不安があるとき

だったりするのではないでしょうか。

 

 

 

毒親毒親じゃない人

育児には不安が付きもので

親として大人として

日々悩むのは当然のことです。

 

そこで

悩みに悩んで塞ぎ込んだり

その場だけ何とかなるように

自分勝手にコントロールを試みると

結局誰も幸せにならないんですよね。

 

毒親じゃない人というのは

それが感覚的にイメージできて

柔軟に考えられるんです。

自分のストレスに上手く向き合える人は

毒親になりにくいといいます。

 

そんな人であるためにも

本には

「家庭を開きなさい」

と書いてありました。

家の中だけで完結しようとせず

親だけでどうにかしようとせず

家庭をオープンにすることで

親のコミュニティを広げて

承認欲求も悩みも

外に吐き出してしまえば良いのです。

すると親の心が軽くなって

柔軟に対応する余裕ができて

結果家の中が子どもの安らげる場所になる

ということです。

 

 

産後うつ育児ノイローゼ=毒親

産後うつ育児ノイローゼ

経験がある人や

振り返るとそうだったかも

と思う人が多いと思います。

それだけ出産は大変なもので

産後の急激なホルモンバランス変化に

常に適応していくというのは

精神力が要ることなんですよね。

 

今までなにも問題なく

日常を楽しく送れていた人が

出産・育児を期に

精神的余裕を失い

気持ちがどんどん麻痺してしまい

子どもの欲求や泣く理由に

頭を働かせられなくなり

毒親化してしまうケースは

多いのだそうです。

自分で「おかしい、これじゃマズイ」

と自覚してすぐに周りに打ち明けられれば

手遅れにならずに済みそうですが

医師たちの経験上

産後うつで病院に来る人は

かなり酷くなってから来る人ばかり

というのが現実。

 

それを防ぐためにも

パパの積極的な育児参加や

親からのサポート

地域の育児支援の利用などが

重要だとされています。

 

ぴよもんちも

このあたりに関しては経験がありますし

周りに頼るようになったことで

劇的に育児が楽になったと言うか

一人で背負い込みすぎていた肩の荷が

すっっっっごく

軽くなったことを思い出します。

 

初めての妊娠で変化する自分の身体に戸惑い

初めての出産で周りに助けを求めようにも

自分と赤ちゃんとで乗り越えるものだと

産むときが来てしまえば

流れに身を任せるしかないと身をもって実感。

新しい生命の誕生に奇跡を感じ涙したのも束の間

初めての育児でヘトヘトになりながらの

終わりの見えない昼夜逆転生活。

精神がおかしくなるのも

無理はありません。

 

ぴよもんちも

いっちゃんを産んだ10年前に戻れるなら

今の自分がいっちゃん出産に駆けつけて

オロオロする森くまに変わって

当時の自分の手を握ってあげたいくらいです。

医師でも予測できない神秘に包まれた

出産というものの大変さは

体験した本人しか分かりませんからね。

 

 

 

毒親の親は毒親?!

過去の親とのやりとりを思い出してみて下さい。

きょうだいと比べられて

自尊心を傷つけられることが頻繁にあったり

外に締め出されていつ家に入れてもらえるのか

恐怖でたたずんでいたり

テストの点数が少しでも下がると

途端に厳しく口うるさくなったり…

そんな経験はありませんか?

 

これらは昔は

立派なしつけや教育として

親たちは当然のようにやっていたかもしれません。

じつは毒親の行動そのものだとしたら

アナタの親はどうですか?

毒親ではありませんでしたか?

 

毒親に育てられた親は

自分に自信が無かったり

迷いが多くなりがちなので

他人軸になりやすく

「良い子育てしてるね」という

周りの評価で自分を肯定しがちです。

その結果我が子に向ける目線は

親として愛情のまなざしではなくて

世間に受け入れられるための他人目線になり

子どもへのあたりがキツくなります。

 

そして自身の体験から

悪いことをしたら怒鳴っても叩いても仕方ない

でも頬を平手打ちはさすがに…

ならば手のひらをたたくくらいならいいのでは?

真冬の外に放り出されて1時間以上は辛かった

だから15分くらいなら大丈夫では?

 

のように実体験より軽いレベルなら

そんなに問題ないだろう

という価値観が根底にあったりするので

その行為自体が問題であることに

気付けない恐ろしさがあります。

 

 

結局毒親って誰のこと??

ここまで書いてきましたが

正直自分の子育てを振り返っても

「私は毒親じゃない!!」

と言い切れないんです。

やっぱり余裕がなくなると

イライラも不安も募ってしまうし

子どもの前でいつも100%笑顔でなんて

居られていませんし

実際に手を上げていなくても

手を上げそうになるのを

グッとこらえる毎日だったりします。

料理だって嫌いで

食育なんかとは程遠いし

休みに子どもの希望を叶えて

いつも外へ遊びに出ていく元気もないです。

ママも休みは休ませてください…

なんて子どもに言っちゃう時もあります。

 

今の世の中で

働きながら

うまくストレスと付き合いながら

自己肯定感を保ちながら

自分を愛しながら

デジタルと共存しながら

過度な情報に振り回されないよう注意しながら

100年生きると仮定しながら

多様性にアンテナを張りながら

 

そして同時に

かつて良しとされていた育児法が

あれもこれもくつがえされていく中で

子どもの個性を伸ばす子育てをして

未来の若者を育て上げ

社会貢献する…なんて

えらいこっちゃです、ほんと。

大人ですら生きにくくて

苦労しているのですから

自分の命に代えても

守りたい可愛い我が子を前に

毒親予備軍なんて

ごまんと居るのではないでしょうか。

そしてその根っこには

我が子への深い愛情があるはずです。

 

なので

本には確かに

根拠があって統計があって

上のようなことが色々書かれていますが

子どもと全力で向き合う親に

毒親もなにもありません。

自分の親が毒親だから

自分も毒親かもしれない?

ならば今日から気をつけましょう!

毒親と思われる相手から離れて一線を引き

自分なりの価値観に

自信を持てるように見方を変えてみましょう!

遅すぎると後悔して

諦めるなんてとんでもない。

まずは自分から子どもへ

接し方を変えていくことを

始めてみましょう。

人は生きているだけで学びを得ます。

いつからでも変われます。

そんな気持ちで

明日もワクワク生きていたいです。

 

 

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

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