こんにちは、ぴよもんちです!
毎日仕事や家事育児に頑張っているお父さんお母さん、お疲れ様です。
育児を頑張っているといっても、24時間365日体制で我が子の心身の健康と健全な成長に責任をもつって、ほんとうにほんとうに労力を使います。
日本の主婦の「子どもと関わる時間」を自給計算すると一般的に高卒の初任給を超えてしまうと言われるくらい、頑張っている日本のお母さんたち。
今日は、そんなお母さんたちに向けて
「こんな感じでドンとかまえて育児しましょう」
「これくらいの関りだけで充分子どもに良い影響なんですよ」
といったことが書かれている、現代育児に疲れている方へエールを送る前向きな本のご紹介です。
偉人を生んだ ざんねんな子育て
~完璧な育児をしなくても大丈夫
窓際の子はいつか偉人になる~
という本です。
ジャケットだけ見ると、水彩画のような昭和をイメージする、結構古い本なのかな?
という印象を受けますが、初版は2018年。
お話の中に出てくる偉人たちがみな、昭和かそれ以前の生まれの方ということが関連しているのでしょうね。
内容を少しご紹介しますと、
黒柳徹子さんは落ち着きがないゆえに小学校1年生で退学!
チャールズ・チャップリンさんは家族がすごい!酒乱の父や愛人を持つ祖母、母が前の夫と駆け落ちしてできた兄を家族に持つ!
という、全6人の偉人たちの幼少期エピソードで構成されており、それぞれが自分の持つ短所を長所に変えた瞬間、彼らが持つ光を見いだし支えた大人たちの関わり方などが載っているんです。
これだけ聞くと、活字が多そう、そうは言っても偉人ってそもそも才能が違ったんだよ、などと思われそうですが、先ほどこの本の出版は2018年と書きました。
そうです!普通に最近の本なんです!
忙しい合間に、ちょっとペラペラめくっても目に重要な文字が自然と飛び込んでくるような、カラー多め吹き出し多めイラスト多めのめちゃくちゃ読みやすい中身になっているんです!!
章ごとの最後に偉人の育った環境からわかる子育て教訓メモがカラーの枠に囲われて太字で書いてあるので、最初に教訓をちらっと見て、気になったものを章の中で戻って詳しく読んでみる。自分の知りたい部分だけがすぐ読めるという時短読書ができるんです!
昭和以前の生まれである偉人たちのお話ですが、それをあくまで分かりやすい例として、時代が変わった今の子育てにちゃんと活かせるようイラストをたっぷり使ってとても分かりやすく書かれている本なんです。
この本の中で読みやすいと思ったフレーズを載せて、今日は終わろうと思います。
~はんにゃのように怒られて
モアイのように無視されるのは
どの子も求めていない~
楽天ブックス: 偉人を生んだざんねんな子育て - 完璧な育児をしなくても大丈夫、窓際の子はいつか偉人 - 三田晃史 - 9784771110311 : 本 (rakuten.co.jp)
~自分の気持ちを制御できない人に限って
子どもの気持ちを制御したがるもの
結局、自分の気持ちを制御できない子が育って
苦労するだけなのにね~
うーん、そうなんですよ。
分かってはいるんです。でもどうすれば…?
共感できると思った方は、ぜひ一度この本をお手に取ってみてはいかがでしょうか?
では、今日はこのへんで。
今日も、世の子育て世代にエールを!!