いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

『財布はいますぐ捨てなさい』と言われてしまうとは…

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、お疲れ様です。

私は今日も変わらずポイ活迷子、やりくり素人の5人育児奮闘中かあちゃんです。

ある日、突然財布を手放して生活しなさいと言われたら、あなたはどうしますか?

私は、特殊な袋にでも入れ替えるの?タンスの奥に隠してへそくり風にしまっておく?

持ち運ぶためにはどうすれば…と考えてしまいます。

しかしどうやら、違うようで。

財布がない生活ってなに?


人生を変えるには、何をやるかより何をやらないかが重要なのです

 

そう言い切るその人は

この本をまず読もう。

次に財布を捨てよう。

と言うのです。

著者である金川顕教(かながわあきのり)さんは、2浪で大学合格、卒業後は一般企業に就職するも時間拘束による不自由さに耐えきれず副業し起業のための準備を始め、副業期間中に給料の10倍収入を得るようになった経歴を持っています。

 

金川さんによれば

やることがありすぎて時間がない!

という人は

  1. 人生を楽しむ時間
  2. やらなくていいことをしている時間

この二つの時間の多さを見直すべきなのだそう。

1日はみんな平等に24時間あります。

それを睡眠 仕事 食事 風呂 その他

に分けて24時間の棒グラフにして、自分以外が出来ることは思い切って自分以外にやってもらう工夫をしてみるのです。

 

自分以外にやってもらう工夫は、我が家で言えば

  • 子どもたちだけで風呂に入って洗いっこ
  • 入眠儀式は子どもたち任せ、絵本やお話をして自力

これをしてくれるだけで、うんと時間にゆとりができます。

特に寝かしつけは、その日の子ども次第で就寝時間が決まるので、ずっと付き合っていたら大幅に時間を取られてしまいますからね。

みんなで好きな本を読み聞かせしたり、眠そうにしていたらトントンしあったり。

私は始め

入眠時の絵本の読み聞かせや愛情を注ぐ時間重視

だったのですが、それでいつもクタクタな私を見かねて

夫が提案してくれたのがきっかけでした。

「そろそろ子どもたちだけで寝れるんじゃない?」

と。

夫婦で子育ての意見が分かれるときは多々ありますが

夫の視点って割と子どもの性質を客観的に見抜いていて

私一人では思いつかないものも多く頼りになる

と思えるようになったのが数年前のこと。

それまでは、子どものことをもっと考えてほしいだとか

専門家や有名人も私と同じことを言っているだとか

とにかく子どものために!のマインドで

ひとりで空回りも珍しくありませんでした。

夫を信じ、いざ子どもだけで寝室に行かせると

キャッキャキャッキャ楽しそうな声。

全然寝そうにない!とやきもきする私の横で

大丈夫だって、そのうち疲れて寝るよ。と夫。

しばらくして、静かになった寝室を二人で覗きに行くと

各々の好きな位置で好きなポーズで

すやすや寝ていたのです。

これはきょうだいが多い利点でもあると思います。

右を向いても左を向いても

きょうだいの顔があるのですから

寂しいと思う暇もなく誰かの寝息につられて

自分も寝落ちしちゃうんでしょうね。

 

こちらが声かけするだけで済んだり、ちょっと手伝うだけで出来る範囲のことを子どもに増やしていってもらい、親が夜の自分時間を持てることで、ストレスを翌日に持ち越さないってすごく大事です。

定期的な自分時間がとれれば、その日によって、自分のコンディションによって、出来ることのバリエーションが増えるという利点もあります。

子どもの体調不良や急な予定変更で思うようにいかないこともありますが、そこは、日ごろから「我が家には5人の宇宙人がいる」という未知との遭遇に対する事前の心構えをしておくことで乗り切っています。

 

話をもとに戻しますと

そもそも、夢や目標を達成できる人は

あれこれ理屈を並べるより先に

確信を高めるのだそう。

そのためにも身軽になることが大事なのです。

著者の金川さん流いらないものリストがあるというのですが

凡人の私には無い発想だったものをいくつかピックアップ。

  1. 常識
  2. 才能
  3. 恵まれた家庭環境
  4. TV
  5. 学歴
  6. 資格
  7. ほかの選択肢
  8. 高い自己評価
  9. 友だちや彼女
  10. 3年後の目標 
  11. 妄想や根拠 
  12. 目標の可視化
  13. 怒り
  14. 思い込み

これだけでも、結構大胆だなと思いますが

資格は取ってもムダ!

3年後の目標なんて遠すぎ!

目標を書いたら見直さなきゃ=手間!!

という発想なんですって。

本当に目標を達成する気があるのかを自分自身に問いかけるための究極の質問が、著者の金川さんにはまだまだあるのだそう。

 

下の3つは、私が過去に持っていたがために夫婦関係悪化したもの。

なおかつ金川さんがいらないと言っているもの。

  • 愚痴や批判
  • 自分の感情 (相手の心は動かす必要がある)
  • 返事を先延ばし

周りを悪く言うのも、返事を長引かせて期待だけさせるのも、自分の感情を押し付けるのも、まず良い結果には結びつきません。

私がこの本を読んで、今の自分と照らし合わせ

改めて確かめることができて良かったと思う部分です。

この本の基本的な内容としては

仕事に大幅に時間を取られて

思うように自分時間を楽しめていない人や

これから起業を考えている人に向けた

斬新なビジネス書だと捉えています。

なので、正直子育て真っ最中の私には、土俵が違うお話も多いと思いました。

しかしタイトルがどうも気になってしまったのです。

じっくり読み込んでいくと…出ました!

財布はもたない!!

これは、まだまだポイ活迷子で現金派のぴよもんちには難易度高めです。

金川さん曰く財布は「なくす・盗られる・荷物になる」という3大リスクがあるのです。

ですから財布を捨てて強制的にカード派になるのが良いのだとか。

金川さんは、

日本では財布やバッグは盗まれても

スマホは盗まれないでしょ

の思考で、スマホカバーのポケットにカード類、車の中に最小限の小銭、少しのお札をマネークリップで留めて持ち歩くというスタイルで快適な生活をしているといいます。

いらないものリストにTV電話彼女とか友だちとか青春なんて言葉が出てきたときは、

「この方、大丈夫?」

と思ってしまいましたが、財布や友だちなんて序の口とばかりに

次々出てくる、捨てるものの数々。

もちろん、何かチャレンジしたり始めたりするのに

取捨選択は大事ですし

年齢や環境を理由に諦めるなんてもったいないです。

ただ、個人的にかなり極端に色々捨てて努力をされた方のようで、面白く読ませていただきました。

物で溢れかえる今の日本で

自分を見失わず大切なものだけを身近に置いて生きる

って難しいですし一歩踏み込んだ行動力が必要だと思います。

「もったいない」とよく口にしてしまう私としては

捨てることで実際本当に満足いく人生を手にしている人からは

いつも刺激をもらいます。

 

自分がなにで、どこで満足するかは人それぞれなので

私はまず手始めに

自分時間が自分中心にとれるようになることから始めていきたいと思います。

ぴよもんちが現金派からカード派になる日は

果たしてやってくるのか、乞うご期待です!!

なんてね。

 

今日も頑張るみなさんにエールを!

 

monchi5-kids.hatenablog.com

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