いっしょに子どもを育てよう

夫婦で一緒にがんばろう。そう思えるまで10年かかった私たち。子どもって十人十色、夫婦の在り方もそれぞれ違う。だからみんな日々悩んでいる。それならみんなで「一緒にがんばろう」

いまの子育て世代にとってなぜ 「育児=大変」なのか?

こんにちは、ぴよもんちです。

今日も仕事に家事育児と頑張るみなさん、おつかれさまです。



 

 

どうしても働き過ぎの国、日本

子育て支援

という言葉はよく聞きますが

具体的な課題は何でしょう。

 

ずばり

親の労働時間の長さ

ではないでしょうか。

 

先進国の中でも

日本と韓国が労働時間を

競い合うほど長いといいます。

 

かたやヨーロッパは

80年代から労働時間の短縮が

打ち出されてきました。

それには

こんな理由があります。

 

 

核家族化した中で子育てするには

母親を筆頭に比重が重い

子育てが母親ひとりにのしかかると

母親が大変なので

母親のメンタルヘルスが損なわれ

それが子どものメンタルヘルスを奪っていく

これではまずい

父親を家庭に帰さないと

子どもが育たない

母親がおかしくなる

父親を一刻も早く

家庭に帰そう!!

 

時代と共に

子育てへの認識が

こう変わっていったようです。

 

日本とヨーロッパ

とある書籍によれば

今ではヨーロッパの保育園は

午後4時半に閉園するし

迎えの親は高確率でパパなのだとか。

 

 

毎日8時間働くと

1年間で約2000時間

ドイツやフランス、オランダなどは

年間労働時間が1500時間を切る

というのですから驚きです。

日本人がどれほど働き過ぎか

小学生でも分かるくらい

明らかな差がありますね。

 

ヨーロッパの国では

平日夕方には両親が帰宅し

家族の時間がしっかり持てます。

裕福でなくても

普通のサラリーマンは

夏に1ヶ月のバカンスを取り

家族との時間を過ごすのだそうです。

贅沢するという意味合いではなく

家族と近くの公園や

公営の別荘へ安価で行ったり。

日本では

まるで夢のようなお話ですね。

 

この

家族時間を優先する

という考え方が

日本でなぜ出来ないのかというと

やはり賃金の低さと物価高騰のアンバランスさ

だと思うのです。

 

 

ちょっと納得いかない現実

ドイツは日本より短時間労働なのに

実は給料は日本より高いのです。

そして悲しいことに

日本のサラリーマンの給与は

世界で唯一降下しています。

なぜなら

日本の企業は世界で最も

内部留保

(儲けを設備投資や賃金として還元せず溜め込むこと)

をしている国だからなのです。

 

そりゃあ

会社が潰れてしまっては

元も子もありませんから

余力は残すべきだと思います。

しかし

わざわざ世界最高額を溜め込む必要は

…ないのでは?

と思ってしまう一般ピーポーの私。

 

私はドイツを訪れたことはありませんし

もちろんドイツ語もしゃべれません。

それでも

上のデータを知ってしまうと

ドイツの方が

うんとライフワークバランスの自由度が高く

夫婦で地域で手と手を取り合って

子育てと仕事を両立して

のびのび暮らせそうだな

と思ってしまいます。

 

最近の日本では

パパがベビーカーを押す姿

パパが抱っこ紐を着けて歩く姿

パパが公共のトイレでオムツ替えする姿

パパが子どもの送迎をする姿

などが当たり前に見られるようになりました。

それでもパパの労働時間は昔と変わらなくて

保育園に預ける時間は短くなるどころか

むしろ延びるばかり。

なぜだか夫婦の負担は増えていき

子どものメンタルへの影響まで心配されるほどに。

結局親は自分時間もままならず

両親そろって疲れてしまう…

なんてことも珍しくありません。

 

どうしていったらいいのだろう?

ぴよもんち家は

夏に家族で1ヶ月のロングバケーション

なんてしたら大赤字です。

この先もし

日本の夏休みが

親と子どものための最高の1ヶ月になったら

したいことや行きたい場所は

たっくさんあるのになあ…なんて。

 

今の日本で会社勤めでは

それは遠い夢だと分かっています。

なので我が家はチームワーク重視!

まず第一に

夫婦のコミュニケーションを大切にしています。

 

お互い仕事と家事育児にヘトヘトになって

心身に余裕がないときでも

普段からコミュニケーションを取っていれば

パートナーと話し話され聞き聞かれる

その習慣が精神安定剤になってくれます。

そもそも夫婦仲良好のために

日頃から特に必要なのは

お互いの共感力と傾聴力だと思います。

相手の気持ちに共感し

相手の話すことに頷いて聞く姿勢は

あなたを受け入れています

という気持ちを態度で示してくれます。

すると相手も

初めは愚痴っぽかった口調が

だんだん柔らかくなったり

あれこれ話が飛んでいたのが

一番話したかったテーマに落ち着くなど

お互いに良いこと尽くしなんです。

(我が家は私のほうが聞いて欲しいタイプなので

聞き上手な夫の森くまにはいつも本当に感謝です)

 

昔は我が家も危機だった

ちなみに我が家は

口を開けば夫婦喧嘩をしているような

思い出したくもない暗黒期が過去にあります。

森くまとひどい夫婦喧嘩を繰り返した中で

「本当にこのままでは誰も幸せになれない」

そう思ってからは

自分の欠点や悪いクセと正面から向き合い

どうしたら森くまと笑顔ですごせるのか?

それだけに意識を向けて

いろいろな本を読み漁ったり

ネットで調べて得た知識を活かして

自身の態度や言葉遣いを変えていった過去があります。

夫婦仲が良くなったのはその後からです。

 

そして今

毎日のように山を越え谷を越え

5人の子育てに夫婦一緒に奮闘しています。

私が多少の疲れや辛さを

以前より上手に乗り越えられるのは

一緒の目線で子育てをしてくれている

森くまのおかげなのだと思います。

 

最後に

いまの日本の共働きの子育ては

たしかに過酷です。

それでも

夫婦間や周りとのコミュニケーションで

ぐっと楽になることがあります。

それを最大限活用することを

過酷さから抜け出す第一歩に

してみると良いと思います。

 

うまく周りに頼ることは

恥ずかしいことでもなく

自分が頑張っていないわけでもなく

幸せに子育てする術のひとつです。

 

夫婦で言葉をたっぷり交わすことを

面倒くさがってもいけません。

(私は実体験済みなので特にそう思います)

 

明日からも

仕事に家事に育児に

毎日頑張っている自分を褒め称え

一緒にハッピー子育てライフを

過ごしていきましょう。

 

 

今日も頑張るあなたにエールを!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング
人気ブログランキング